天然素材であるコルクを用いているコルクマットは、とても人気を博している敷物です。
コルクマットを購入して使用される方は、寒さ対策、防音対策、クッションとしての用途、床材の傷防止の用途など、実にさまざまな使い道を個々に求めているのです。
更に、ジョイント式のコルクマットは、部屋の大きさ、および、置いてある家具の位置に応じて、自在に組み合わせて敷き詰めることができるのです。また、汚れた箇所や傷ついた箇所のマットだけを外して、新しいものと交換することができます。
このように、コルクマットは、非常に機能的なものであるので、多くの人に好まれているのです。
環境問題が懸念されている現代社会において、グリーンサステナブル社会、ないしは、グリーンサステイナブル社会という、環境に配慮して、限られた資源を下に永続的に経済活動を送ることができる社会の創成が危急となっています。
それは、低炭素社会、循環型社会、自然共生社会というものであります。
バックミンスター・フラーが既に1963年に提唱した宇宙船地球号を、未来のためにも運転を持続させていく必要があるのです。人類が生き延びていくには、それは必要不可欠であると考えられます。
コルクという素材は、コルク樫の樹皮を剥がして加工したものですが、剥がされた樹皮は再生し、8年から10年で元に戻るのです。これは、まさに漆と同じで、木を倒すことなく、資源を何度も利用することができるのです。いわば、リサイクルです。
それだけではなく、温存された木は、その後も二酸化炭素を吸収するだけではなく、生態系の維持にも役立っています。特に、コルクの特産地であるポルトガルの生態系の維持には重要となっています。というのも、ポルトガルの森林の約20%がコルク樫で占められているからです。また、乾燥地帯に生えるので砂漠化の拡大を阻止しています。
従って、コルクというものは、エコロジーという点で非常に優れた素材であると言えます。
現在最も普及しているコルク製品は、ワインの栓になります。そして、コルク層から切り出した最も上等なコルクが使われています。これを天然コルク栓と呼んでいます。
それ以外に、コルクが使われている製品には、コルクマット、コルクボード、コルク製の積み木などが知られています。
いずれも、コルクの特性を利用した製品となっています。
ワインの栓には、コルク層から切り出した質の良いコルクが使われます。そのため、コルクの栓を抜いて、瓶の中のワインを飲んでしまったからといって、天然コルク栓であるそのコルク栓を捨ててしまうのはもったいないことです。
そこで、コルク栓を回収して、リサイクルをしているのです。つまり、回収したコルクを粉砕した得た粒状のコルクを接着材で固めた圧縮コルクに再生されるのです。
従って、コルクは再利用可能な環境に優しい素材であることが改めて理解されました。
天然コルクを回収して再利用して作られた圧縮コルク用いた製品が、コルクマットに使われています。つまり、環境に優しい素材を用いているコルクマットも、当然、環境負荷があまりありません。
それから、コルクマットが使われる理由として、防寒対策が挙げられます。冬場のフローリングの冷たさは、そのままでは耐えられるものではありません。その冷たさを遮断するためにコルクマットが敷き詰められるのです。
その結果、暖房費の節減に繋がり、二酸化炭素の排出を削減することにもなっているのです。
また、ジョイント式のコルクマットであれば、傷んだ部分だけ外して交換すれば済むので、リサイクルコルクを再度、有効に用いて資源の節約にもなります。
こうして、コルクマットは、環境に優しいものであると言うことができるのです。
ここ数年、プラスチックなどの素材に取って代わられて、コルク栓の需要が減ってきています。これは何を意味するのかと言えば、コルク農家の収入が減るということです。
すると、コルク樫の森林の保全が行き渡らなくなり、森が荒廃する可能性があることになります。その結果、二酸化炭素を吸収していた効果が薄れ、また、生態系の維持にも支障をきたすことになります。これは、由々しき事態です。
そのため、コルク栓の需要の高まることが期待されます。
以上より、環境問題が切実となっている現代において、リサイクルは重要な命題です。
コルクマットに使われているものは圧縮コルクというもので、天然コルクを回収して粉砕して得た粒を固めたものです。つまり、コルクマットは、リサイクルに貢献しているのです。それ故、コルクマットは環境に優しい製品であると言えます。
それでは、再生可能な素材であるコルクを用いたコルクマットを使って、環境保全に貢献してください。
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