赤ちゃんや幼児の事故の発生を防ぎたいです

お悩み確認

 笑顔に癒やされる赤ちゃんやお子さんに事故が起きて怪我をしたりすることを心配している方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

事故の定義

 家の外は勿論のこと、家の中は、赤ちゃんや幼児にとって危険に満ちています。そのため、思いもよらない事故が起こってしまうのです。旧厚生省の子どもの事故研究班は、「事故とは、予期せざる外的要因が短時間作用し、人体に障害を与えたり正常な生理機能の維持に悪影響を及ぼすものをいう」という定義を事故に与えています。
 そして、世界保健機構(WHO)は、「認められる障害が故意ではない出来事」という定義を事故に与えています。

乳幼児の死亡原因

 厚生労働省、大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課が発表した「平成25 年 人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、0歳児の死亡原因として、1位は先天奇形等で死亡数807人(死亡率78.4%)、2位は呼吸障害等で同308人(同29.9%)、3位は乳幼児突然死症候群で同122人(同11.8%)、4位は不慮の事故で同89人(同8.6%)、5位は出血性障害等で同76人(同7.4%)となっています。

 1-4歳児の死亡原因として、1位は先天奇形等で死亡数141人(死亡率3.4%)、2位は不慮の事故で同109人(同2.6%)、3位は悪性新生物で同83人(同2.0%)、4位は心疾患で同55人(同1.3%)、5位は肺炎で同53人(同1.3%)となっています。

 5-9歳児の死亡原因として、1位は不慮の事故で死亡数106人(死亡率2.0%)、2位は悪性新生物で同104人(同2.0%)、3位はその他の新生物で同35人(同0.7%)、4位は心疾患で同22人(同0.4%)、5位は肺炎・先天奇形等で同20人(同0.4%)となっています。

 このように、死亡原因として不慮の事故は、0歳児では4位に、1-4歳児では2位に、5-9歳児では1位になっているように、乳幼児の事故はとても留意すべき問題であると言えます。そして、厚生労働省に発表された平成20 年の同調査によると、0歳児の事故の83.6%、1-4歳児の事故の70.1%が家の中で発生しています。

年齢ごとの危険性

 つかまり立ちの始まる生後10ヶ月を境にして、行動範囲や手の届く範囲が広がり、危険とすべき対象が拡大します。更に、生後12ヶ月以降、自由に歩き回るようになると危険も増します。

 生後0ヶ月から生後5ヶ月までは、ベッドにほとんどいます。そのため、ふかふかの布団にうつぶせになると窒息することがあります。また、親が抱えていた赤ちゃんを落としたり、ソファーから床に転落したりします。

 生後6ヶ月から生後11ヶ月までは、赤ちゃんの身体能力が短期間に著しく発展し、寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ちが順次可能となり、決して予断を許せません。柵がなかったり、閉め忘れたりしたベッドから転落したり、階段を転げ落ちたり、転んで床や家具の角に頭などをぶつけたりします。また、誤飲や火傷、そして、ドアで指をはさむことも注意が必要です。

 1歳から2歳までは、自由に歩き回るようになり、最も事故が多くなる時期に当たります。階段、高所、窓から転落することがあります。誤飲、火傷、刃物による切り傷などにも、気をつけなければいけません。それから、急に道路に飛び出して、交通事故に遭うことも危惧されます。

 3歳から5歳までは、走り回ったり、高いところに登ったりして、屋外での事故が増えてきます。もはや親の目が完全には行き渡らなくなってきます。そのため、高所や階段からの転落に加えて、交通事故が多発しています。川やプールでの水の事故も気をつけてください。

乳幼児揺さぶられ症候群に関して

 乳幼児揺さぶられ症候群というものがありますが、これは親が加害者になってしまうものです。どういう状況で起こるかというと、赤ちゃんが泣き止まないので激しく揺さぶってしまう際、および、激しい「高い高い」をしてしまう際です。
 赤ちゃんの首の筋肉は発達していませんので、頭が激しく揺れてしまい、脳の損傷が起こって後遺症を残すことになります。

緊急時の連絡先等の把握

 以上のような状況を踏まえてご対応をお願いします。しかし、どんなに気をつけても、完全に事故を防ぐことは残念ながらできませんが、だからといって気を緩めてはいけません。
 それでも事故が起こってしまった場合、冷静に対処しなければいけません。応急手当を施さなければいけないことがあるからです。
 緊急時等の医療機関、および、休日夜間急病診療に関して、その連絡先、診療時間、診療場所を予め把握しておくことは重要です。万が一、事故が起きた際、電話で事故の状況や事故者の状態を報告して、その場でできる応急手当があれば、指示に従って措置してください。また、運搬の方法も教えていただけると思います。

コルクマットによる転倒対策

 さて、転倒した際に床に頭などをぶつけても怪我をしないようにするために、クッション性のあるコルクマットを敷くことは、とても有効な対策であると考えられます。
 また、赤ちゃんが寝ても、ハイハイしても、有害物質は含まれていませんので、赤ちゃんにやさしいコルクマットとなっています。どうぞ、お試しください。


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