年中行事にはどういうのがあるの?

疑問確認

 ハロウィンコスプレが人気となっているハロウィン以外には、どういう年中行事があるのか、という疑問を持っている方がいらっしゃるようなので、それに答えたいと思います。

新参者の行事であるハロウィン

 昨今、日本において急速に広まってきたハロウィンですが、もともとは古代ケルト人のサーウィン(Samhain)という風習が起源となっています。中でも、ハロウィンコスプレはとても人気のある楽しみ方として多くの人達に受け入れられています。
 しかしながら、外来の年中行事としては、ハロウィンは比較的新しいものになります。本格的な普及が促進したのは、1997年に東京ディズニーランドが「ディズニー・ハロウィーン」というイベント、及び、1997年に川崎市で行われる「カワサキ・ハロウィン・パレード」が行われるようになってからです。
 1970年代の10月からハロウィングッズが販売され始めましたが、コスプレや仮装が普及の立役者になっているようです。知名度の低さがにほんに浸透しない理由として挙げられ、社会的に影響力のあるディズニーの参画により一気にハロウィンは広まっていきました。

参加してみたい日本の年中行事

 日本には様々な年中行事があります。主なものとして、日本古来のもの、中国などから入ってきて土着化したもの、明治維新後に西洋から入ってきたものなどが挙げられます。
 どのような行事が日本に浸透しているのかをアンケートや調査で見てみることにしましょう。
 アサヒグループホールディングお客様生活文化研究所が、2015年10月に623人を対象とした調査をしました。毎年恒例の年中行事といえば、という質問に対して、1位は正月(初詣、おせち料理)で67.8%、2位は大晦日で59.1%、3位はクリスマスで51.2%、4位はお花見(桜)で39.6%、5位は節分(豆まき、恵方巻き)で38.6%、6位はバレンタインデーで33.8%、7位はハロウィンで8.5%という結果が出ました。
 更に、楽天リサーチと楽天が2013年9月に関東1都6県に住む女性400人に行ったインターネット調査では、これから親子で挑戦したい季節の行事に関する質問がされました。1位はクリスマスで75.9%、2位は正月で74.1%、3位は節分で55.2%となりました。そして、今後子供と楽しみたいと思う季節の行事に関する質問もされました。1位はクリスマスで90.5%、2位は正月で76.7%、3位は節分で70.7%となりました。

 このような調査結果によれば、正月、大晦日、花見、節分という日本で古くから行われている行事に合わせて、クリスマス、バレンタインデーという海外から入ってきた行事が多くの人達に受け入れられています。
 また、ハロウィンはまだ知名度は低いという結果のようです。

年中行事の簡単な説明

 毎年、周期的に特定の時期に行われる行事のことを年中行事と言います。
 1月の正月、2月の節分、バレンタインデー、3月の雛祭り、イースター、4月の花見、5月の端午の節句、7月が七夕、8月のお盆、9月の月見、10月のハロウィン、11月の七五三、12月のクリスマス、大晦日、が日本の主な年中行事です。これ以外にも、まだ多く存在しますが、大衆に浸透しているのはおおよそ列記したものになります。
 年間を通して何かしらかの年中行事が開催されていることが分かります。
 バレンタインデー、イースター、ハロウィン、クリスマスは外国から入ってきた行事です。

商業主義と結びつく年中行事

 バレンタインデー商戦、ハロウィン商戦、クリスマス商戦という言葉をよく耳にします。しかし、雛祭り商戦、イースター商戦、花見商戦、七夕商戦、お盆商戦、月見商戦という言葉は確かに存在しますが、それほどでもないような感じがします。
 というのも、バレンタインデー、ハロウィン、クリスマスが浸透してきた背景には、商業主義や営利主義が潜んでいるようです。
 クリスマス商戦は、明治37年(1904年)に銀座の明治屋が店頭にクリスマスツリーを置いたり、イルミネーションを点したりして始めたのが最初ということです。
 昭和6年(1931年)に神戸のモロゾフがチョコレートを販売しました。そして、昭和33年(1958年)にメリーチョコレートが東京の伊勢丹でキャンペーンを始めたのがきっかけとして、雑誌で取り上げられて、チョコレートを贈る習慣が広まりました。

 日本経済新聞電子版の2015年10月21日付の記事によれば、ハロウィン商戦の市場規模が直近4年で倍に拡大して、バレンタインデー商戦に迫る勢いにあることが書かれています。
 更に、日刊ゲンダイの2015年10月3日付の記事によれば、2014年における経済効果として、クリスマスが6,740億円、ハロウィンが1,100億円、バレンタインデーが1,080億円、ホワイトデーが730億円でした。
 ハロウィンの急速な浸透と経済効果には相関があるようです。

まとめ

 以上より、日本の年中行事には、日本古来のもの、中国などから入ってきたもの、文明開化で海外から入ってきたもの、という3種類に大別されます。海外から入ってきたものとして、バレンタインデー、ハロウィン、クリスマスは特に有名ですが、ハロウィンは最近日本に浸透していました。
 しかし、バレンタインデー、ハロウィン、クリスマスが日本に広まった理由として商業主義があるようです。ハロウィンの経済効果がここ数年で急拡大しているのと、ハロウィンの浸透には関連があると考えられます。
 それでは、各自、それぞれの年中行事をお楽しみください。


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