近頃とても人気となっているハロウィンですが、もともと日本の行事ではなく、このように盛況に行われるようになったのは比較的最近のことです。
1997年に東京ディズニーランドで行われた「ディズニー・ハロウィーン」というイベントが開催されたり、同じく1997年に川崎市で行われる「カワサキ・ハロウィン・パレード」が開催されたりしてから、急速にハロウィンが浸透してきました。そして、両イベントは、現在でも毎年行われており、大変参加者が多くて盛り上がるイベントとして全国的に知られています。
それから、現在、幼稚園などでは、ハロウィンイベントが企画されていて、今の若者には親しまれている行事となっています。しかし、それよりも年が上の人達にとってハロウィンはあまり馴染みがないようです。
幼稚園や児童館などのイベントに接しているため、今のほとんど子供たちはハロウィンに参加したことがあります。ですので、ハロウィンに参加したことの親は、自分の子供がハロウィンの情報源となっているようです。
アンケートや調査でハロウィンに関する親子の動向を見てみることにしましょう。
「オレンジページくらし予報」で、2015年10月に女性1,083人に対してハロウィンを暮らしに取り入れているかという質問をしました。その回答は、とても取り入れているが6.6%、ややとても取り入れているが26.3%、取り入れていないが49.2%でした。ところが、末子年齢が3-8歳の母集団では、とても取り入れているが16.5%、ややとても取り入れているが39.9%となり、末子年齢が9-11歳の母集団では、とても取り入れているが2.9%、ややとても取り入れているが42%となりました。
この結果から、子供のいる家庭ではハロウィンに何かしらの関わりがあり、更に、小学生低学年の子供のいる場合にハロウィンがよく行われていることが分かります。
また、アクトインディの企画する「いこーよ」のサイト上で、2015年9月に0-9歳までの子供を持つ全国の親522人を対象に、家族で行う予定のあるハロウィンのイベントに関して調査しました。その結果は、家族で仮装するが47%、家の中を装飾するが33%でした。従って、親子に関わらず、仮装はもはやハロウィンには欠くべからざるものになっているようです。
手軽に親子でハロウィンを楽しむのであれば、家の中の飾り付けをすることです。また、親子で一緒にハロウィンに関する料理やお菓子作りをするのもよいでしょう。
そして、飾り付けされた部屋の中で、一緒に作った料理やお菓子を食べたり、ハロウィンコスプレをしたりして、ホームパーティーをすることでとても楽しい一時を送ることができます。更に、写真にその一時を収めれば、永遠に残る家族の思い出となるでしょう。
ハロウィンに関して親子で参加するイベントが様々なところで多く企画されています。
商店街などのハロウィンパレード、児童館や英会話教室などでのハロウィンパーティー、遊園地やテーマパークなどのハロウィンイベントでは、親子で仮装して楽しむことができます。そして、トリック・オー・トリートで子供たちはお菓子がもらえるかもしれません。
ハロウィンコンサートやハロウィンビュッフェなどでは、親子で音楽を来たり、合唱したり、ハロウィン関連料理を食べたりすることができます。すなわち、ハロウィンや秋に関する曲目によるピアノコンサートや合唱で会場の人達と一体になって聞き入ったり、歌ったり、そして、一流ホテルのシェフの作った一連のハロウィン料理に舌鼓を打ったりするのは想像するだけで楽しいものです。
また、様々なワークショップが開催されています。例えば、親子ハロウィンお菓子作り、親子ハロウィンバルーン教室、親子ジャック・オー・ランタン作りなどです。そして、ワークショップで一緒に作ったハロウィングッズを家に持って帰って、食べたり、使ったりすれば、二重の楽しさが得られます。
いずれの企画もとても面白そうなものばかりで、是非とも参加してみたいものです。
以上より、子供のいない家庭に比べて、ハロウィンを親子で楽しむという家庭は多いようです。特に、小学生低学年の子供のいる家庭ではその傾向が強いようです。
また、最近では幼稚園でもハロウィンのイベントを行っているようで、子供や若者にとってハロウィンは既に身近な行事となっています。そのため、ハロウィンの参加の経験があまりない人でも、子供とならば一緒に参加できるために、参加障壁が低くなっているようです。
それから、各地にて親子で参加できるハロウィンイベントが開催されていますので、これらを利用するのも、他の家族と交流することもできて、ハロウィンを楽しむのにはとてもよい機会と思われます。
それでは、親子一緒でハロウィンをお楽しみください。
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