【DIY】金属性フックやブラケットの産地としてのイギリス

■金属性フックやブラケットの産地としてのイギリス

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▪産業革命の発祥地であるイギリス

近代的な鉄鋼業は18世紀のイギリスで誕生しました。それは、18世紀後半から 19世紀前半にかけて産業革命が成し遂げたことによります。そして、当時、イギリスは世界の工場とまで言われました。

グラスゴーやバーミンガムやシェフィールドの製鉄、リバプールやベルファストの造船は、有名で盛んに製品が造られました。

この伝統は、現在まで伝えられていて、鍛冶の技術は卓越しています。その例として、金属性のフックやブラケットは、デザインと品質は、現在でもとても素晴らしいです。

 

 

▪金属性フックやブラケットについて

フックやブラケットにはさまざまな素材のものが製造されています。

その中で金属のものでは、鋳鉄(cast iron)、真鍮(brass)、ステンレス(stainless steel)という素材があります。

 

▪フックやブラケットの様式に見られる繁栄の歴史

今は様式なき時代と言われています。かつては、時代時代で、芸術や工芸、建築や調度などに流行したスタイルが存在していました。その代表的なものとして、エドワード、ビクトリア、ゴシック、アールヌーボー、アールデコが挙げられます。

 

エドワード様式は、エドワード7世時代(1901-1910年)の20世紀初頭の様式で、過度な装飾から落ち着いたシンプルなものが好まれました。第1次世界大戦の開戦である1914年まで、この風潮が漂っていました。

 

ビクトリア様式は、イギリスがとりわけ輝いていたビクトリア女王時代(1837-1901年)の様式です。鉄やガラスちといった新たな素材が用いられるようになりました。産業革命で大量に作られるようになった素材が早速使われているのです。植物や動物などをモチーフとし、繊細な装飾なものが作られました。

 

ゴシック様式は、12世紀にフランスで生まれ、その後、15世紀までにはヨーロッパ各地に広まっていきました。キリスト教聖堂の建築様式としては、尖塔アーチ、ステンドグラスの広い窓などが造られるようになりました。窓にはトレーサリーと呼ばれる細かな幾何学模様の装飾用の桟が付けられたり、カトルフォイルという四つ葉模様がドアに付けられたりしました。

 

アールヌーボー様式は、フランス語であることからも分かるようにフランスから端を発した芸術様式です。植物などをモチーフとした曲線的なものが作られました。産業革命によって大量生産が可能となり、その結果、無機的な製品が流通するようになりました。それに抗するように、優美な曲線をなすものに好まれたのです。

 

アールデコ様式は、フランスで生まれた芸術様式で、1920年代から1930年代にかけて流行しました。特徴としては、シンプルで直線的なもの、幾何学的なものが作られました。それは、合理性のもとに成り立つ近代の工業化社会によってもたらされた洗練されたデザインでした。

 

このように、さまざまな様式が見られます。旅行や仕事でヨーロッパを訪れた際、注意深く見つめてみると、新たな発見があるはずです、特に、教会建築では様式の違いが顕著に現れています。

そして、各様式を再現した金物を製造しているところに、伝統は革新の連続であるという思想が垣間見られます。お陰で、特色のあるフックやブラケットを手に入れることができるのです。

 

▪黒皮仕上げ

鉄の表面に酸化皮膜で覆われたものです。これは、高温で成形した際に温度が下がるときに表面に作られる皮膜です。

表面がコーティングされているのと変わりませんので、錆びが生じることがないので、衣服などを掛けて汚れることがありません。

独特の風合いがあり、黒色のもたらす存在を感じさせます。

 

▪ラスト仕上げ

錆び仕様を施して、生が抜けた状態に故意に仕立てているのです。そのため、このような加工の金物を装着すると、それだけで古色が現出してきます。

実に、なかなか手の込んだ後処理加工です。まさに、往時に製造されたものが現在まで使われ続けたような風格を備えています。

これで、室内が独特な雰囲気に包まれることになります。

 

▪ eBay UKによるイギリス製フックやブラケットの個人輸入

eBayは世界各国で展開していて、イギリスも例外ではありません。とても多くの商品が出品されているので、大概の欲しいものが見付かります。

しかしながら、eBay franceやeBay italyでは、フックやブラケットはイギリスや中国から出品されているものがほとんどでした。これは、イギリスには鍛冶の伝統が息づいていることを示しています。

そこで、自宅のコート掛けをDIY するために、eBay UKでイギリス製フックやブラケットを購入しました。

近くのホームセンターや100円ショップにあるものは、中国製やインド製のもので物足りなさを個人的に感じました。

他方、国産の鉄製や真鍮製のフックは、職人が造っているものはそれなりの値段がします。そのため、本場のイギリスのフックやブラケットを購入することにしました。

コートという紳士の使うものを掛けるものは、やはり、紳士の国であるイギリス製が相応しいと言えます。

 

eBay UKは、Paypalでの決済が可能ですので、気軽に購入できます。そして、royal mailで発送されて、日本の郵便で受け取ることができますので、安心です。

 

これらがイギリスから取り寄せた品々です。エドワード様式とビクトリア様式のフック、および、ゴシック様式とビクトリア様式のブラケット、それに遊びで買った錠と鍵です。

これらを使えば、よいものができそうな感じがしてきます。

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▪まとめ

以上より、イギリスは産業革命を初めて実践した国で、製鉄の技術はとても優れています。そのため、鍛冶のレベルは現在でも高く、鋳鉄、真鍮、ステンレスという金属素材のフックやブラケット、そして、それ以外のドアノブや引き手などの金物製品は、卓越した品物が生み出されています。

そして、これらの品々が、eBay UKを通じて、ないしは、国内の輸入業者などを介して、手に入れることが可能です。そのため、DIYに実際に使うことができ、その作品の価値を高めてくれるだけでなく、それが据えられた部屋が上質なものに変容します。

それでは、鍛冶の伝統のあるイギリス製の金物を使って、DIYを試みることは、ある意味とても贅沢なことかもしれません。実践してみはいかがでしょうか。

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