役に立つ簡単な家具の選び方

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■役に立つ簡単な家具の選び方

▪必需品である家具▪

家具のない生活というものは、機能性という点でも非常に不便な生活を強いられます。物を仕舞うことができなかったたり、食事するにも料理や食器を並べられなかったり、身を収めるソファやベッドがなければ身の置き所がなかったりするわけです。

また、心理的という点でも家具は重要な役割を果たしています。部屋に適度な賑わいを与え、部屋の雰囲気作りに少なからぬ役割を担ったりしています。

つまり、どのような家具を選ぶかは、その人のアイデンティティが深く関わっているのです。個人的な好みが投影されるだけではなく、生まれ育った国の文化が反映することもあります。そして、場合によっては、その人の経済力が垣間見られてしまうこともあります。

高価な家具やインテリアは、値段相応の品質を兼ね備えているものです。廉価な家具やインテリアは、それなりの材料や技術で造られていますので、品質や安全性で必ずしも満足のいくものではないかもしれません。

それでは、家具の上手な選び方を見ていくことにしましょう。

 

▪配置▪

総務省の「日本の住宅・土地-平成25年住宅・土地統計調査の解説」(平成28年2月29日)によれば、日本の住宅は3LDKが標準的な間取りとなっています。そのため、物理的に、置ける家具の大きさや数量が限定されてしまいます。従って、悔いのない家具選びはとても重要なことです。後悔先に立たず、という言葉に端的に示されています。

とはいうものの、配置する家具というのも種類は大方決まっていると考えられます。

すなわち、キッチンならば食器棚であったり、ダイニングならばテーブルや椅子であったり、リビングならばソファ、テレビ台、テーブルなどであったり、寝室ならばベッドやタンスなど、書斎ならば机、椅子、本棚であったりと、合目的に家具の役割分担がなされています。

また、家族構成も家具の配置や種類に関与する要素となります。子供が数人いる家庭であれば、省スペース化を図るために二段ベッドを使うことも有効と思われます。

 

単に、家具を部屋の中に置くのではなく、機能性や安全性を考慮した配置が肝要となります。地震の揺れで倒れて出入り口を塞いで脱出できないような家具の置き方、近辺に置いたために踏み台となって窓やバルコニーからの落下・転倒事故を引き起こす家具の置き方などは、危険性が予知できますので、避けるようにしなければいけません。

部屋の中で家具の置く場所や向きの重要性が理解していただけたと思います。

 

▪寸法▪

部屋の中に家具を配置する場合、物理的な制約に加えて、安全性に関する制約も受けますが、やはり一番重要な要素は大きさです。大きすぎて部屋に置くことのできない家具を購入しても、全く役に立たないからです。無用の長物、以上に無用な存在となってしまいます。

そのため、まず、任意の部屋に置くことを予定している必要な家具の種類を挙げ、それを安全性の点で問題のないように置くことができる場所をその部屋に確保できるかどうかを検証することです。

例えば、寝室にタンスを置くとしたら、倒れてドアを塞いだり、寝ているときに上に倒れたりしないような場所におけるスペースの寸法をメジャーで実際に測ってみてください。図面があるならば、そこから寸法を割り出してもよいでしょう。こうして得られた家具の置けるスペースから、本当に置くことのできる家具の寸法が概算されます。

また、家の中に運び入れるときに、玄関や廊下を通ることができるか、エレベーターに寸法上、載せることができるかも把握しておく必要があります。

 

▪コンセプト・イメージ▪

唯、闇雲に家具を部屋に置くというのも面白みに欠けます。家具は、単に実用的な機能だけではなく、印象を作り出すデザイン的な機能も持ち合わせています。

自分の好きなコンセプトがあり、無意識にもそれが部屋作りに反映されるものです。コンセプトには、北欧スタイル、アジアンテイスト、和風、モダンなどがあります。北欧は寒い国柄で家の中にいる時間が長くなるため、シンプルで洗練された飽きの来ないデザインの家具が作られています。

これが北欧デザイン家具と呼ばれるものです。アジアンテイストは、あたかも南国のリゾートにいる感覚が得られます。また、日本人ならば心身に染み入った和風がしっくりきます。モダンは、近未来的な雰囲気でクールな部屋となります。

また、イメージとして色、素材、大きさなどがあります。簡単なものとしては、暖色系か寒色系かということで色彩が選べます。素材ならば、天然で心が落ち着く木製、スタイリッシュでクールな感じのする金属製、暖かみのあるファブリック製などが考えられます。それから、大きめの家具ならば込み入った印象になりますし、小さめの家具ならばそれはそれで可愛らしいです。

 

▪まとめ▪

以上より、家具選びのストラテジーは、部屋に置く場所のスペースを確認してみて実際に置くことのできる家具の寸法を概算した上で、好みのデザインやイメージを備えた家具を購入するというものです。

家具のような道具は出会いが大事です。欲しいと思う家具にはなかなか出会うことができないものです。それ故、心を捉えて止まない家具と対面したら、それは運命ですので、是非とも手に入れて大事にお使いいただきたいと思います。


 

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