スティーブ・ジョブズの部屋

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■スティーブ・ジョブズの部屋

スティーブ・ジョブズ

iPhone、iPad、iMacなどの生活の有り様を変えてしまう革命的とも言うべき製品を世に送り出したスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)(1955年2月24日-2011年10月5日)は、1977年に設立されたアップル社の共同設立者の1人です。

天才的な才能の持ち主で、カリスマ的な存在として、世界の人々に多大な影響を与えました。亡くなった後も、伝記本が出版されたり、映画化されたりなど、ジョブズを忍ぶ人が少なからず存在していることが分かります。

 

ジョブズの名言

非常に卓越したセンスの持ち主であったジョブズは、様々な有益な名言を残してくれました。その1つをここで紹介したいと思います。

 

「Simple can be harder than complex. You have to work hard to get your thinking clean to make it simple. But it’s worth it in the end because once you get there, you can move mountains.」

(簡潔であることは複雑であることよりも難しいものです。物事を簡潔にするためには、無駄のない考え方をするべく、一生懸命に働く必要があります。しかしながら、結局にところ、それだけの価値があるのです。何故ならば、一度そこまで辿り着くと、山や峰を動かすことができるからです。)

 

このような簡潔さを重視する考えによって練られたスピーチは、大変分かり易くて魅力的なものでした。それ故、多くの聴衆は、ジョブズに魅了されたのです。また、スピーチだけではなく、画期的な製品やジョブズの生き様にも簡潔さが反映されて、人々の心を捉えて止まないのです。

 

若き日のジョブズの部屋

1982年にTIME誌がカリフォルニア州ロスガトスにあるジョブズ自宅のリビングルームで撮られた写真は、とてもよく知られていて、奇妙な構図の一葉です。

つまり、唯一の明かりとしての照明スタンドの他には家具が置かれていない殺風景な部屋で、フローリングの上にあぐらで坐るジョブズが闇夜の窓を背にして薄暗い姿で構図の中心に撮られている写真です。

ジョブズの考え方を具現化したような非常にシンプルな部屋です。彼は、完璧すぎて、家具を選んで購入し、それを自分の部屋で使うという決断ができなかったと考えられています。不用意に家具を導入することで、調和が掻き乱されることを危惧していたのです。

しかし、単に、プロパガンダとして意図的に撮られたのかもしれません。というのも、これだけ簡潔すぎると生活には明らかに不便だからです。他の部屋には家具が設えてあったのかもしれませんが、余計な詮索を止めておきます。

やはり、旅行でホテルに泊まる際、気に入らなければ、即刻、別のホテルに移るという逸話が残されていることからも、若き日のジョブズは、完璧すぎて家具を部屋に置けなかったと判断するのが賢明と言えます。

 

後年のジョブズの仕事部屋

簡潔さや完璧さを追求したことで、ジョブズと一緒に仕事をした人達は大変苦労を強いられたようです。ところが、簡潔さや完璧さという思想が、写真に残された彼の仕事部屋には見受けられません。

そこには、ジョブズと共に、机の上にはコンピュータや山積みとなった紙媒体の書類が見られます。また、別の写真には、ジョブズと共に、後ろの本棚にはたくさんの本が粗雑に並べられているのが写っています。

実は、一見、乱雑に見える状態が、機能性という点において究極的には簡潔さや完璧さが体現されたものなのかもしれません。

クリエーティビティに富む仕事を為し遂げるには、本やパソコンなどの情報ツールは不可欠で、付随的に机、椅子、本棚も必要になるわけです。

 

ジョブズの最期

残念ながら、晩年のジョブズは癌に冒され、闘病に苦しめられ、衰弱していきました。そして、2011年10月5日に、56歳という若さで惜しまれつつ亡くなりました。

もっと長く生きていたら、多くの製品を次々と世に生み出して、世界を変え続けたのではないかを思われます。まったく惜しい限りです。

 

まとめ

以上より、天才の名をほしいままにしたスティーブ・ジョブズは、大変なこだわりのある人物で、若い頃は部屋に置く家具も選択できないほどでした。そういう考えの結果に基づいて導入された家具は、通常の家具という存在を越えて部屋に鎮座するものです。

実際、全く家具がないという状況でしたので、その存在は余計に引き立ちました。しかし、後年は仕事に追われていたのか、割と乱雑な部屋を仕事部屋にしていました。

ジョブズ並みに部屋に置く家具をこだわって厳選してみれば、それは一生物の家具としてその人と人生を共に歩んでいくことでしょう。そして、そこまでして選ばれた家具を置かれた部屋、及び、その部屋を包括する家も持ち主のコンセプトに沿ったものとして、益々、主にとって居心地のよい空間を提供するでしょう。

このようにして形成された住環境は、たとえ主が不在だとしても、その主の人となりを反映しています。確かに、偉人の部屋が生前のまま、保存されている事例がよくありますが、かつてのその主の姿を想起させます。

それでは、自分のこだわりの家具を部屋に置いて生涯、共に暮らしてください。


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