JIS規格やSG規格で収納ベッドは規定されるものか?

■JIS規格やSG規格で収納ベッドは規定されるものか?■

▪疑問確認▪

製品選びの参考になるJISマークやSGマークは、収納ベッドにも付いているものなのか、という疑問を持つ方がいらっしゃるようですので、それに答えたいと思います。

 

▪収納ベッドという寝具▪

国土が山に覆われて更に海に囲まれている日本の住宅は、一般的に狭いものです。それに比例して、人生の3分の1を過ごすことになる寝室の広さも限定的なものになります。

従って、寝室にベッドを置いた状態でも、窮屈な印象を受けてしまうことも少なくはありません。

この状況で、更に収納家具を置こうとすれば、もはや圧迫感を抱かずにいられないはずです。

このようなことにならないように、収納ベッドというものが開発されています。つまり、収納家具とベッドが一体化しているので、寝室が物で溢れずに済みます。

そうなれば、雑多感のもたらすストレスとは無縁の睡眠を享受することができるのです。

これが、収納ベッドが人気となっている理由です。その購入に当たっては、何かしらの基準や規格があれば助かります。そして、JIS規格やSG規格がその一助になります。

 

また、収納ベッドの収納方法には、引き出し式、チェスト式、跳ね上げ式があります。

 

▪ JIS規格とは▪

個々のメーカーが独自に製品を製造するとばらばらの規格になるため、それを統一的に規格化したものが日本工業規格(JIS規格)です。

JIS規格は、昭和24年6月に制定された工業標準化法に基づいて規定される国家規格で、主務大臣が工業標準原案(JIS原案)の申し出に対して所定の手続きをし、日本工業標準調査会(JISC)による調査審議を経て、任意の製品に関するJIS規格が定められます。

 

製品に関する規格、および、試験方法が規定されていて、品質や安全性が保障されています。そのため、JISマークの付いている製品は、安心して購入して使うことができます。

 

▪ベッドを規定するJIS規格▪

収納ベッドを規定するJIS規格は、残念ながら存在しません。

しかしながら、住宅用普通ベッドを規定するS1102というJIS規格は存在しています。ここで規定されている住宅用普通ベッドの定義は、マットレス、及び、マットレスを支えるフレームなどの支持体の組み合わせを指しています。

従って、収納ベッドは、この定義を満たしているため、住宅用普通ベッドの範疇に入ります。

 

S1102には、素材や規格などが明確に規定されていて、安全性に関する試験方法も定められています。

また、住宅用普通ベッドには、3種類あることが記されています。つまり、ヘッドボードとフットボードが床面に接しているもの、脚が床面に接しているもの、それ以外のものになります。

収納ベッドは、それ以外のものに分類されると考えられます。

 

このような厳格な規定をクリアしてJISマークの付いている収納ベッドが、品質と安全性において問題はありません。そのため、是非とも、おすすすめしたいです。

 

▪ SG規格とは▪

JIS規格に並ぶ規格として、SG規格、ないしは、SG基準が知られています。

この規格は、工業規格化に主眼を置いているのではなく、安全性を保障することを目的にしています。そもそも、SGは、Safe Goodsを示しています。そのため、SGマークの付いている製品に不具合があって人身事故が発生した場合、賠償措置が取られることになっています。これは、JIS規格にはない制度です。

昭和48年6月に制定された消費生活用製品安全法に基づいて、一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準を満たす製品に、SGマークが付けられます。

 

それ故、SGマークの付いている製品は、安全面に関して信頼できると言えます。

 

▪ベッドを規定するSG規格▪

安全が保障されるSG規格ですが、収納ベッドに関するものは存在しません。更に、住宅用普通ベッドに関するものも存在していません。

従って、SGマークの付けられた収納ベッドは製造されていないことになります。

 

▪収納ベッドを選ぶ際の根拠となるもの

折角購入した収納ベッドが、品質や安全性に問題があっては、使うことが躊躇われます。そこで、何かしらの根拠を頼りに、収納ベッドを購入したいものです。

まず、国家規格であるJISマークの付いている製品が、品質と安全性で最も信頼が置けます。

しかしながら、JISマークの付いている収納ベッドは、ほとんど市場には出回っていないと考えられます。

そのため、別の判断基準を求めることになりますが、メーカーが第三者の評価機関に独自に依頼して実施している安全性試験が参考になります。これには、強度、刺激物質の有無などの項目があります。

それ以外には、信頼の置けるメーカーや販売店から購入することが挙げられます。更には、生産国がどこかというのも信頼の判断になります。日本製であれば、やはり安心できます。

それから、1年間などの保証期間のある製品ならば、その期間内であれば無償で修繕をしてもらえます。

 

▪まとめ

以上より、JISマークの付いている収納ベッドは存在する可能性がありますが、SGマークの付いている収納ベッドは存在しないことが分かりました。

しかしながら、品質と安全性が保障されているJISマークの付いている収納ベッドは、ほとんどないと思ってよいと考えられます。

そのため、収納ベッドを選ぶ際には、JISマーク以外のものを頼りに購入することになります。それには、メーカーが第三者評価機関に評価を依頼している製品がよいと言えます。それ以外には、信頼の置けるメーカーや販売店で購入すること、保証期間のある製品を選ぶことが挙げられます。

それでは、品質と安全性を重視した製品選びをして、満足のいく収納ベッドで快適な生活を送ってください。


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