今話題の連結して並べるベッドとはどういうもの?

■今話題の連結して並べるベッドとはどういうもの?■

■疑問確認■

連結ベッドは話題になっているらしいけど、一体どういういうものなの、という疑問を持つ方がいらっしゃるようですので、それに答えたいと思います。家族愛が深められるベッドです。

 

■現在、人気の連結ベッドというもの■

少し前まであまり知られていなかったのに、最近、人気を徐々に集めているものとして、連結ベッドが挙げられます。

その名称の示すように、2台以上のベッドが横に並べられて金具で互いを連結したものです。そのため、通常のベッドと比較して少なくとも倍以上の幅を持ったベッドに仕立てられているのです。

金具でフレーム同士が繋がれているので、寝返りを打つなどの動きに対しても、びくともしません。

それは、かつて赤壁の戦いで曹操に対して、船に慣れていない北方の軍隊が船酔いしないように船同士を鎖で繋ぐように説いた龐統の進言によって互いに繋がれた船のようです。

 

このような連結ベッドが人気となっているのは、どういう理由によるものなのかを探ることにしましましょう。

 

■家族愛の醸成■

家制度というものがかつての日本に存在して、父親を中心とした家族の結びつきが確かに存在していました。しかし、時代が変わってきて、夫婦と子どもの2世代からなる核家族が一般化してきて、更には、1人で暮らす単身家族が多数を占めるようになっています。

その結果、家族の関係は希薄なものとなってきました。

しかし、このような状況下で、東日本大震災が起こって一瞬のうちに多くの人命が失われました。そして、日本経済は長期に渡って低迷を続けてきており、閉塞感が漂っています

そのため、家族の絆が見直され、むくもりが求められるようになりました

 

この家族の絆を構築するものとして、連結ベッドがあります。通常のベッドではそれほど幅がないため、小さい子どものいる家族でそろって同じベッドの上で寝ることはできません。

それ故、布団文化で培われた川の字で寝ることがベッドではできませんでした。ところが、連結ベッドの登場によって、それが可能となったのです。

 

連結ベッドの幅は、およそ180 cmから280 cmまで取り揃えられています。

3人家族に適した幅は210 cmから240 cmで、4人家族に適した幅は240 cmから280 cmです。後は、寝室の広さや形状に応じて、最終的にはサイズを選ぶことになります。

これだけの幅があれば、家族同士の体がぶつかり合って痛みや疲れの原因となることもありません。その結果、適度なスキンシップによる家族愛の醸成が可能となるのです。

 

■落下事故の防止■

実のところ、連結ベッドは幼児のいる家庭で使われることを前提にして開発されたものです。

実際問題として、幼児がベッドやソファから転落して堅いフローリングに頭などを殴打する事故が頻繁に起こっています。

これを防止するために、連結ベッドは高さのない低床仕様となっているのです。そのため、たとえ連結ベッドから転落しても大事に至ることはないと言えます。

 

しかしながら、幼児がヘッドボードによじ登る可能性があります。従って、ヘッドボードという連結ベッドで一番高いところから、向こう側の床に転落してしまうことが想定されます。

これによって、怪我をすることになってしまうことを予防するため、ヘッドボードは壁になるべく近づけて、物理的に落下することない状態とすることが賢明です。

 

■低床故の天井高■

連結ベッドの高さが低いことによって視覚的な効果が得られます。つまり、天井までの距離が長くなるために、部屋が広く感じられるのです。

そして、実際、低床であるので、部屋の空間は広くなっています。

 

このため、連結ベッドのある寝室は、開放的な雰囲気が漂っています。その結果、とてもリラックスした状態となり、心地よい眠りへと誘われるのです。これで、心身の疲れが取れて、活力を得ることができます。

 

■将来的な利用プラン■

子どもが成長して体が大きくなると、もはや家族そろって連結ベッドの上で寝ることは困難になります。

こうなると、連結ベッドの役割は完全に終わったように感じられますが、そうではありません。

連結ベッドは金具で固定化されているため、この金具を外してあげることで、個々のベッドとして利用することができるのです

子ども部屋で使うのもいいですし、夫婦で使うのもいいです。使い方は、それぞれです。

 

このように、連結ベッドは家族の成長に寄り添って使い続けることが可能です。

連結ベッドの連結状態を解除したからといって、それまでに形成された家族の絆が解除されるものではありません。

 

■宮付きや引き出し付き■

日本の住宅事情として狭いということが問題となります。そのため、狭い寝室にかさばるベッドを置いてしまうと、それ以上、収納家具のようなものを置くスペースがなくなってしまいます。

それによって部屋が散らかると、眠りにはよい状態ではありません。雑然さのもたらすストレスで深い眠りが得られなくなってしまいます。

そこで、物を片づけることのできる連結ベッドが効果を発揮するのです。

つまり、宮付きや引き出し付きの連結ベッドを用いれば、そこに物を置いたり、仕舞ったりすることができます。これにより、部屋が物で溢れることが防がれます。

 

■まとめ■

以上より、最近人気を博している連結ベッドは、2台以上のベッドを金具で繋いだものです。そのため、とても幅が広くなっているので、小さい子どものいる家庭では家族そろって、その上で寝ることができるのです。

これにより、家族愛が深めることが可能となります。

また、連結ベッドは低床構造なので、幼児の落下事故による怪我が抑えられ、また、天井が高く感じられます。従って、安眠にも役立っているのです。

それでは、話題の連結ベッドを早速寝室に置いてみて、その広さを実感してみてください。


おすすめの連結ベッドはこちらのショップで購入できます。


 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です