山上憶良の時代に連結ベッドがあったならば

■山上憶良の時代に連結ベッドがあったならば■

▪子等を思ふ歌

瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ

いづくより来りしものそ目交にもとなかかりて安眠しなさぬ

(瓜を食べると子どものことが思い起こされます。栗を食べるとなお偲ばれます。

子どもはどういう縁で私の元に来たのでしょう。子どものことが目の前にちらついて眠れません。)

『万葉集』巻5・802

 

銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも

(銀も金も宝石も何ものになろう、これらよりも価値のある宝は、子どもには及ぶものはありません。)

『万葉集』巻5・803

 

すべなく苦しくあれば出で走り去ななと思へど子等に障りぬ

(どうしようもなく苦しくて逃げ出してしまおうと思うけれども、子どもがいるので支障があり、それもできません。)

『万葉集』巻5・899

 

富人の家の子どもの着る身なみくたし棄つらむ絹綿らはも

(裕福な家の子どもが着もしないで駄目にして捨てている絹や綿の織物)

『万葉集』巻5・900

 

憶良らは今は罷らむ子泣くらむ それその母も我を待つらむそ

(この憶良は今は帰らせてもらいます。家で子どもが泣いていることでしょう。母親も私の帰りを待っていることでしょう。)

『万葉集』巻3・337

 

山上憶良という歌人

ここで紹介した「子等を思ふ歌」は、万葉歌人として有名な山上憶良の詠んだものです。

山上憶良とは、斉明6年(660年)頃に生まれ、天平5年(733年)頃に没しています。奈良時代前期の歌人であり、官僚でした。万葉集に残された「子等を思ふ歌」から分かるように、子どもの存在がとても重要であったことが推し量られます。

 

▪混声合唱、「子等を思ふ歌」

憶良の歌は、後世にとても影響を与えたようです。その象徴的な事例として、「子等を思ふ歌」というタイトルの混声合唱が歌われました。山上憶良の作詞で、信時潔の作曲になります。

1938年4月にコロムビアからレコードも発売されています。澤崎定之の指揮で、東京音楽学校生徒による混声合唱でした。国会図書館の歴史的音源としてネット上でも聞くことが可能です。永続的識別子は、info:ndljp/pid/3571389になります。

 

連結ベッドというもの

現代社会において注目を集めている寝具として、連結ベッドがあります。別名、ファミリーベッドとも呼ばれています。

その名前から推察されるように、通常の大きさを持つベッドを2台並べて金具で固定したものです。従って、小さい子どものいる3人や4人の家族であれば、一緒に連結ベッドの上に寝ることができます。

 

それから、連結ベッドは、小さな子どもが使ってもよいように、安全に関しては万全を期しています。

つまり、ベッドからの転落事故を防ぐために、連結ベッドの高さが低く抑えられています。低床構造になっています。

また、フレームにぶつかっても打撲にならないように、クッション性のあるレザーが貼られた仕様の連結ベッドも造られています。

このように、連結ベッドは、幼児に対して配慮がなされています。

 

▪連結ベッドを介した家族の絆の形成

とても幅が広くて面積も大きな連結ベッドは、家族が一緒に寝られます。目の前に子どもの姿がちらつきのではなく、実際に子どもが目の前に存在しているのです。

そのため、連結ベッドで毎日、家族で寝るにつれて、家族の絆が徐々に形成されていきます。子どもが小さい間に育まれた家族愛は、いつまでも心の中に残るものです。

 

子どもが成長して体が大きくなると、物理的に連結ベッドで一緒に寝ることが難しくなります。

この際、金具を外して個々のベッドとして使うことになりますが、心の連結は解かれるものではありません。

 

▪奈良時代にあれば憶良も使っただろう

子等を思ふ歌の中で、子どものことが目の前にちらついて眠ることができないとうたっています。

従って、連結ベッドがこの時代に製作されていたならば、憶良は必ずや用いたのではないかと考えられます。

これにより、憶良一家の間で家族愛が更に深まったことでしょう。そうすれば、新たな作風の和歌が幾つも詠まれたに違いありません。

 

▪最近の働き方改革との関係

ライフワークバランスを重視した働き方を目指すようにする改革が、現在、進行しています。

こうなれば、今は罷らむ、を実践することになります。そして、子どもの待つ家に帰ってきた後、連結ベッドが役割を果たすことになります。

子どもが宝であることをよく理解することができることでしょう。

 

▪まとめ

以上より、奈良時代の歌人である山上憶良は、万葉集に、子等を思ふ歌と呼ばれる作品を残しています。子どもを題材としてもので、子どもと一緒に寝ることができない寂しさを謳っています。

従って、この時代に連結ベッドがあったならば、間違いなく、憶良は使っていたのではないかと思われます。連結ベッドは幅が広いために、家族全員で寝ることが可能です。

それにより、憶良とその妻と子どもが一緒に寝ることができ、家族愛が徐々に形成されたことと推察されます。

それでは、憶良も欲しかったであろう連結ベッドを使って、家族の愛を深めてください。


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