ワンルーム向きのセミシングルのすのこベッド
■ワンルーム向きのセミシングルのすのこベッド
▪単身者による家庭構成の増加
朝日新聞デジタルの2017年4月5日(木)20時25分配信の記事によれば、生涯未婚率が男性23%、女性14%で過去最高となったことが国立社会保障・人口問題研究所の調査で分かりました。
都道府県別を見ると、男性は沖縄が26.20%、岩手26.16%、東京26.06%という順で最も多く、女性は東京19.20%、北海道17.22%、大阪16.50%という順で最も多いという結果でした。
実際、総務省統計局の発表した国勢調査の結果によれば、2015年の単独世帯は18,417,922世帯で、夫婦と子供から成る世帯14,288,203世帯、および、夫婦のみの世帯10.718,259世帯よりも多く、世帯の形としては単独世帯が最も多くなっています。
また、2015年の単独世帯は、東京が3,164,675世帯、神奈川が1,407,541世帯、愛知が1,024,515世帯、大阪が1,470,615世帯と、これらの4都府県が100万世帯を越えています。
そして、2015年の単独世帯の年齢構成として、20-24歳が1,538,850世帯、25-29歳が1,580,403世帯、30-34歳が1,229,568世帯となっています。男性では20-24歳が880,352世帯、25-29歳が954,415世帯、30-34歳が766,067世帯で、女性では20-24歳が658,498世帯、25-29歳が625,988世帯、30-34歳が410,902世帯となっています。
単独世帯には、単身赴任や下宿している1人暮らしである単身者は含まれていない可能性があるため、実際に1人暮らしをしている人は更に多いと考えられます。
従って、これらのデータから判断すると、単身者が都市部に非常に多くなっていることが分かります。
▪単身者向けの賃貸住宅
国政調査などの統計データにより、都市部では単身者の人口が多いことが分かりました。そのため、都市部では単身者の住宅が地方よりも絶対数が多くなっています。
そして、単身者は、戸建てをマイホームとして購入して住むよりも、マンションを購入したり、マンションやアパートを借りたりして住んでいる人の多いと考えられます。
というのも、単身者は若者が多く、1人用の賃貸住宅に一過性で住んでいるからで、結婚すれば新たな住宅に移り住むことが想定されます。
従って、単身者が1人で住んでいる賃貸住宅は、ワンルームや1DKのような広さのものが多いと思われます。
このように、広さが限られたスペースでの生活を効率よく行うためには、何かしらの工夫が必要であると考えられます。
ここでは、その1例を取り上げて紹介することにします。
▪すのこベッドというもの
最近、話題となっているものにすのこベッドと呼ばれるものがあります。これは、床板が一枚板のようになってはおらず、すのこになっています。そのため、とても通気性がよくなっています。
元来、すのこは湿気の多い場所で使われています。風呂場、押し入れ、流しなどが該当します。
従って、ベッドの床板にすのこが使われている理由も、湿気が関係しています。ヒトが寝ている間には約200 mLの汗をかいています。この汗がマットレスや布団に吸収されて、湿気が寝具に籠もることになり、その結果、高温多湿を好むカビやダニが発生することもあります。
カビやダニはハウスダウトを産み出さして、アレルギー反応を引き起こします。それ故、寝具の湿気対策を万全である必要があり、すのこベッドが活躍するのです。
すのこの隙間から寝具に籠もった湿気や熱が蒸散するので、カビやダニの温床とならずに済みます。
このように、すのこベッドは、衛生的で健康的な寝具アイテムであると言えます。
▪セミシングルのすのこベッドという新たなサイズ
単身者の住む住宅は、狭いことが多くなっています。そのため、ここにベッドを置くとなるとそれだけで場所を占めてしまうことになります。
そこで、シングルサイズよりも、もう少しだけ小さくなったセミシングルというサイズのすのこベッドが開発されています。
つまり、幅が約80 cmとなっており、通常のシングルの幅が100 cmなので、一回り小さくなっています。
これならば、狭い部屋であっても、空間を有効に使うことができます。また、体の小柄な女性ならば、尚更、こじんまりしたセミシングルのすのこベッドが適していると考えられます。
▪セミシングルのすのこベッドの下の空間活用
セミシングルのすのこベッドは、その下の空間も利用することができます。この空間を収納スペースとすれば、更に省スペース化が図れます。
そして、ヘッドボードのないヘッドレス仕様であれば、付随するものがなくなるため、更に空間が有効に活用できます。また、視角的にも開放的となるので、圧迫感がなくなります。
こうなれば、収納も兼ねたセミシングルのすのこベッドは、単身者にとって実に機能的なものであると言えます。
▪まとめ
以上より、単身者が増えている昨今、その住まいもワンルームのように狭い住宅が多くなっています。そのため、通常のベッドであれば、場所を占有してしまいますが、それよりも一回り小さいセミシングルのすのこベッドであれば、空間を有効に利用することが可能です。
更に、床下のスペースも収納に使えば、もっと空間を効率的に使用することができます。
それでは、ワンルームのような住まいであっても、セミダブルのすのこベッドを活用することで、快適な1人暮らしをお過ごしください。
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