下に収納のあるすのこベッドの湿気が気になります

■下に収納のあるすのこベッドの湿気が気になります■

 

■お悩み確認■

すのこベッドは通気性に優れていると言うけど、その下に収納があるとカビが発生しそうです、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

 

■湿気大国である日本■

日本は周囲を海に囲まれた島国であるとともに、列島の中央には高い山脈がそびえています。そのため、海面から蒸発した水分が高い山々を上るまでに、雨として陸地に注がれることが多いです。

従って、日本はとても水に恵まれた国土となっています。しかしながら、梅雨、秋雨、春雨などの雨が纏まって降り、夏は世界的にも希にみる高温多湿となります

更に、住宅の建設技術が進歩してとても気密性の高い家を造られるようになりました。その結果、湿気や熱が家の中に籠もるようになりました。

 

つまり、日本の家は、カビが生え易い環境になると言えるのです。

 

■通気性に勝るすのこベッド■

1日の多くの時間を睡眠に費やしています。それ故、良質な眠りがとても重要なものとなります。これを怠ると、日々の仕事や勉強に支障をきたします。

それから、ヒトが寝ている間に、実はコップ1杯ほどの汗をかいているのです。その訳は、寝ている間の設定体温は起きているときよりも低くなっているため、発汗によって体温を下げているからです。

 

ということは、ただでさえ湿気の多い環境下にある室内において、汗に基づく湿気が加算されるので、ベッドや布団ではカビが生え易いと言えます。

カビの弊害として、その胞子がアレルゲン(抗原)となったアレルギー反応を引き起こすことがあります

従って、衛生的な睡眠環境を整えるための湿気対策を行う必要があります

 

それが、すのこベッドというものによって達成されるのです。これはどういう製品かというと、床板がすのこになっているので、懸念されている湿気がその隙間から逃げいきます。それで、寝具に湿気が籠もったままではなくなり、結果としてカビが発生しくくなっています。

すのこベッドは、健康的な眠りを確保するための重要なアイテムであると考えられます。

 

■省スペース化のためのベッド下の収納■

ベッドは布団と違って畳んで上げるということは、折りたたみ式のすのこベッド、ないしは、壁面収納のベッドでもなければ、到底、無理なことです。

従って、常に部屋にあるベッドを有効に活用することで省スペース化が実現可能となります。それが、ベッドの下に収納スペースがあるものです。これならば、部屋の中が効率的に片付きます。

しかしながら、やはり、湿気のことが懸念されます。

 

■すのこベッドの下の収納■

すのこベッドには、床板の下に収納が備え付けられている仕様のものがあります。(1)引き出しのあるタイプ、または、(2)床板を跳ね上げるタイプがあります。

そして、(3)脚のあるすのこベッドの下の空間に、自らケースを入れ込んで収納スペースとするという事例もあります。

 

すのこベッドの真骨頂は通気性にありますが、収納が備え付けられている仕様のものは空気の動きがなくなってしまいます。そのため、湿気の移動がほとんどなくなり、マットレスや布団に水分、それに、熱が籠もったままになってしまいます。

その結果、カビが生えてしまう可能性が高いと考えられます。それも、マットレスや布団のような寝具だけではなく、収納されている物もかびてしまうことにもなりかねません。従って、何かしらの湿気対策をすのこベッドの床板下の収納に施す必要があります。

 

■すのこベッドの収納内のカビ対策■

収納が下にあるすのこベッドといえども、油断しているとカビが生えてします。そこで、すのこの隙間はそのままにして、湿気対策を講じるのが賢明であると思われます。

マットレスや布団をこまめに上げることで、すのこの床板が風にさらされると同時に、そのすのこの下の収納スペースにも風が入り込んで空気の流れが生じて湿気が逃げていきます

また、よく使うものを収納に入れておけば、引き出しや収納を開け閉めする頻度が多くなります。そのため、風が吹き込まれて湿気がほどよく逃げていきます。

そして、除湿剤を収納の中に入れることは、収納内の湿度を除去するためにとても賢明です。

 

■まとめ■

以上より、すのこベッドは、床板の通気性に優れているため、寝具に籠もった汗による湿気が蒸散していきます。そのため、カビが生えにくくて健康的です。

しかしながら、すのこベッドの下に収納スペースがあると、空気の流れがなくなり、すのこの機能が活かされません。

そのため、マットレスや布団をこまめに上げるとともに、使用頻度の高い物を収納に入れておくことで頻繁に出し入れするため、湿気が収納に籠もった状態であることはなくなります。

また、収納に除湿材を入れておくことも有効です。

このように、すのこベッドの下に収納スペースがあっても、カビを生やすことなく使うことが可能です。

それでは、すのこベッドの下の収納の湿気対策をすることで、衛生的な眠りを確保してみてください。


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