小型カメラは技術革新で機能が充実しているようですが、どのような機能を備えているのか、という疑問を持っている方がいらっしゃるので、それに答えたいと思います。
デジタル化でフィルムを使用しなくて済むようになっただけではなく、技術革新によって最近の小型カメラは最新鋭の機能が搭載されています。従って、とても素晴らしい映像が撮れるのです。
それでは、どのような機能に満ちているのか見ていたいと思います。
レンズの性能は、1080pや720pという数値で示されます。この数字は、解像度による画質表現における、縦のピクセル数を表していて、数値が大きいほど高画質になります。一般的な画面は16:9となっているため、横のピクセル数は表示しなくても分かるのです。
また、アルファベットのpの字はprogressiveを示しています。インターレース方式とプログレッシブ方式による撮影方式があります。そして、プログレッシブ方式の方がインターレース方式よりも画像1枚当たりの解像度が高くなっています。
ですので、1080pというのは、とても高画質な映像を撮影できるのです。
通常、暗い場所では暗い映像しか撮れず、風景や人物がはっきり写っていません。しかし、暗視補正機能を使えば、暗い場所であっても、オートで露出を補正して感度を上げることで、はっきりと写った映像を撮ることができるのです。
暗い場所は、可視光がないため、ヒトの視覚では光を捉えることができないために暗く見えます。しかしながら、光は可視光だけで構成されているのではなく、紫外線や赤外線も含んでいます。この紫外線と赤外線はヒトの目には見えない光なのです。
紫外線は波長が短いためにホコリなどにぶつかって散乱してしまいますが、赤外線は波長が長いので、散乱せずに遠くまで届きます。そのため、夕日は、波長の短い赤色の光が散乱されずに赤く見えるのです。
赤外線撮影とは、ヒトの目に見えない赤外線を捉えて撮影するものです。そのため、一見暗い場所でも映像を記録することができます。
視界内において物が動いた際に、移動物体の輪郭線の変化や光の変化を感知して録画を開始し、そして、その動きがなくなると録画を停止するという自動撮影の機能です。
具体的には、認知した画像を、その前に取得して認知した画像と比較した差異を基に判断しています。そして、前後の画素値の差が閾値を越えたら、動体を検知したと判定します。
録画によるメモリの容量が無駄に減ることが避けられます。また、電力の消費を抑えることもできます。
周囲に発生する音に反応して、録画を開始し、そして、その音がなくなると録画を停止するという自動撮影の機能です。
動体検知録画機能と同様に、メモリ容量、及び、電力消費を節約することができます。
限られたメモリの容量がいっぱいになっても、古いデータから順に上書きして映像データを残していく機能です。
そのため、メモリの容量がいっぱいになった都度、メモリを交換する手間が省かれます。そして、空き巣が入ったような有事のときに、メモリに残された映像データを再生して事件の検証をすればよいのです。
カメラとしての機能である映像は残さずに、音声だけを残す機能です。まさに、文字通り、ボイスレコーダー、録音機というわけです。
小型カメラの一部の製品では、メモリが標準で内蔵されているものもあります。これは、カメラを小型化するために、市販のメモリを採用しないで、独自のメモリを使ったためです。
しかし、内蔵されていない製品もあります。その場合、多くがmicroSDカードを採用しています。
小型カメラに蓄えた電気を用いて、スマートフォンなどの機器と繋いで充電させることができます。つまり、ポータブルバッテリーとして使用可能なのです。
従って、充電したいときに充電できるので、とても重宝する機能です。
スマートフォンとWiFi接続することで、スマートフォンをいわばリモコンとして使って小型カメラを遠隔操作することができます。この際、スマートフォンの画面で、小型カメラで撮っている映像を確認できますので、思いのままの映像が離れた場所で撮影可能となっています。
小型カメラを無線LANなどのネットワークに接続することで、家の様子などが遠く離れたところから確認することができます。ペットや1人暮らしの老人などの安否が把握できるので、とても安心できる機能です。
以上より、小型カメラには様々なハイテクノロジーが搭載されていることが分かりました。暗視補正機能や赤外線撮影機能を暗いところでの撮影に効果を発揮します。また、動体検知録画機能や音感検知録画機能を適宜な撮影を可能とするものです。
これらの機能を是非とも使いこなして、小型カメラを活用してください。
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