ホルムアルデヒドが未使用の跳ね上げ式ベッドを選びたいです

■ホルムアルデヒドが未使用の跳ね上げ式ベッドを選びたいです■

▪お悩み確認▪

シックハウス症候群を起こすホルムアルデヒドが使われていない跳ね上げ式ベッドをどうにか使いたいです、という悩みを抱いていらっしゃる方がいるので、その悩みを解消したいと思います。

 

▪狭くて気密性の高い住宅

昔から日本の家屋は狭いことで知られています。そのため、お膳や布団のような使わないときは片付けることができる物が発達してきました。

それは、日本は山の多い島国であるため、家を建てるのに適した土地が限られているからです。当時、世界一の人口である100万人都市の江戸も例外ではなく、湿地や遠浅を開発して陸地にしていました。現在では、更に埋め立てが進み、海岸線は遠のいています。

こうして、日本の住宅は狭いことの背景が分かりました。

 

そして、現在では工法が進歩して、とても気密性の高い住宅が建てられているようになりました。そのお陰で、冬の隙間風に悩まされることがなくなり、快適な暮らしを送れています。

 

ところが、狭くて気密性が高いことが原因で、思いもよらぬ事態が起こりました。それが、シックハウス症候群と呼ばれるものです。

 

▪シックハウス症候群

気密性の高い家でしばしば問題となったのが、シックハウス症候群です。これは、揮発性の高い化学物質が気化して室内に多く留まっていることによって発生する健康上の弊害です。

その症状としては、頭痛、吐き気、倦怠感などが主なものですが、症候群というように多くの体調不良が見られます。

主な原因物質には、接着剤や塗料に含まれるたくさんの揮発性物質が知られています。中でもとりわけ沸点の低いホルムアルデヒドが問題となっています。

そのため、シックハウス症候群を未然に防ぐためにも、ホルムアルデヒドに留意する必要があります。

この事態を踏まえて、建築物における衛生的環境の確保に関する法律が2002年に、また、建築基準法が2003年に改正されて、ホルムアルデヒドが規制されるようになりました。

 

▪JIS規格やJAS規格によるホルムアルデヒドの規制

法律以外でも、国家規格であるJIS規格(日本工業規格)やJAS規格(日本農林規格)でも、使われる材料に対してホルムアルデヒドが規制されています。

ホルムアルデヒドの放散量の等級表示がなされています。

ホルムアルデヒド放散量平均値が0.3 mg/L 以下ならばF☆☆☆☆、0.5 mg/L 以下ならばF☆☆☆、1.5 mg/L 以下ならばF☆☆、5.0 mg/L 以下ならばF☆と明記されます。

つまり、☆の数が多いほど、ホルムアルデヒドの放散量は少なくなります。

これを参考にして、ホルムアルデヒドの放散量を確認することができます。

 

▪跳ね上げ式ベッドというもの

狭い部屋での暮らしを意識して開発されたものであるベッドとして、跳ね上げ式ベッドが人気を博しています。

その名前からも推察されるように、床板が跳ね上げる機構を備えています。これによって、床板の下にある収納スペースに物を仕舞ったり、出したりすることが可能になります。

つまり、跳ね上げ式ベッドは、収納ベッドの一種になります。そして、床板下の空間が全て収納に利用することができるため、狭い部屋を空間的に効率よく活用することができるのです。

そのため、跳ね上げ式ベッドは狭い部屋で生活する人達に人気となっているのです。

 

その特徴的な部位であるガス圧シリンダーによって、マットレスを載せた床板が軽々と跳ね上げられるのです。

従って、1人暮らしをしている非力な女性に適したベッドである言えます。

この跳ね上げ式ベッドの効果を最大限に引き出すために、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドが使われていない製品を選びたいものです。

そして、実際、そのような製品が販売されています。

 

▪ホルムアルデヒドが使われていない跳ね上げ式ベッド

フレームに使われる木材において、ホルムアルデヒドの放散量がF☆☆☆☆である跳ね上げ式ベッドは、確かに製造されています。

特に、品質や安全性に定評のある日本製の跳ね上げ式ベッドであれば、F☆☆☆☆というマークに加えて、相乗的に安心して使用することができます。

 

▪揮発性有機物質以外にも湿気対策も必要

ヒトが寝ている間にかく約200 mLの汗が寝具に籠もって、さまざまな問題を引き起こします。つまり、カビやダニが発生することで、アレルギー反応を引き起こすことがあります。

アレルゲン(抗原)となるものが、カビの胞子、ダニの脱皮殻、死骸、ふん、などなのです。

故に、定義によっては、カビやダニに基づくハウスダストも、シックハウスの原因物質として認められていることもあります。

従って、ホルムアルデヒドだけではなく、湿気にも気を付けることが求められます。

 

▪まとめ

以上より、シックハウス症候群の原因物質であるホルムアルデヒドがフレームに含まれていない跳ね上げ式ベッドは造られています。その参考となるのが、ホルムアルデヒドの放散量の等級表示で、最も放散量の少ないF☆☆☆☆のマークが付けられています。

従って、このような跳ね上げ式ベッドを選ぶことが、健康上、極めて賢明です。

それでは、ホルムアルデヒドの使われていない跳ね上げ式ベッドを使って、健康的に安心できる睡眠を確保してください。


おすすめの跳ね上げ式ベッドはこちらのショップで購入できます。


 

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