高い天井の寝室で寝たいけれど、冷暖房費が割高になったりするかも

■高い天井の寝室で寝たいけれど、冷暖房費が割高になったりするかも■

▪お悩み確認▪

天井の高い寝室は冷暖房費がかかるかもしれません、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

 

▪ 夏に暑く、冬に寒い日本の気候

日本には四季があって、春には桜、秋には紅葉がとてもきれいです。

しかしながら、夏の暑さと湿気は、世界的にも過ごしにくいレベルにあります。そして、地球温暖化やヒートアイランド現象でますます厳しさを増しています。

それに伴い、夜になっても温度の下がらない熱帯夜が続き、眠れない毎日を強いられている人も少なくありません。

他方、一変して冬はとても寒くなっています。日本は南北に長い国土であるため、北の地域における冬の寒さはとりわけ厳しくなっています。これまた、眠りを妨げる要因となっています。

従って、夏と冬には、冷暖房機が欠かせないという実情があります。

 

▪天井の高い寝室での睡眠

寝室の天井が高いことで得られる効果は、部屋が開放的な雰囲気にとなることです。寝室はとても長い時間を過ごす場所なので、これはとても大切なことです。ストレスのない状態で寝るのと、それがある状態で寝るのでは、睡眠の質に差が生じてきます。

そのため、できることならば、天井の高い寝室で寝ることに越したことはありません。

 

近年の日本の住宅は規格化された建て方をしているため、一般的な住宅の天井高は2400 mmとなっています。そのため、これよりも天井の高い仕様の家を建てるとなれば、海外からの輸入住宅を採用するか、注文住宅で天井の高い仕様にするか、になると考えられます。

従って、規格化された住宅よりも、コスト高になってしまう可能性があります。

 

▪天井の高さによる冷暖房費の違い

実際に、天井の高い部屋と天井の低い部屋で、冷暖房費がどれほど違ってくるのか気になります。

空気は、暖かいほど軽く、冷たいほど重くなっています。これは、熱いお風呂をそのままにしておくと上が熱くて下が冷たくなっていることと同じことです。

従って、夏は暖かい空気が上方にいくのでよいのですが、冬は冷たい空気が下方にくるので寒いです。冬の窓から冷気が降り注ぐような感じがするのは、このためです。

つまり、とりわけ冬は、天井が高いほど、冷暖房の効率がよくなく、空気を混ぜることも必要になってきます。また、日本の夏の暑さと湿気は、それでも耐えがたいと思われます。

 

とはいうものの、吹き抜けのLDKのような広くて高さのある部屋ならば、天井高という上下の影響を受けるかもしれません。しかし、あまりに天井が高すぎる寝室はかえって狭小感によるストレスを感じますので、天井の高さは標準的なものとなるか、それよりもやや高い仕様となると言えます。そのため、寝室では天井高による上下の影響は、吹き抜けに比べると限定的であると考えられます。

これまでの論理展開から、天井の高い寝室は、冷暖房費がかかることになります。輸入住宅や注文住宅で天井の高くなっている寝室では冷暖房費がかさみます。

 

更に考察を続けると、天井高がある範囲内にある寝室のように比較的狭い部屋であれば、空間の容積が重要なファクターとなります。それ故、狭い部屋の冷暖房の効率は、高さよりも広さということになります。エアコンを選ぶ際、何畳用かということを基準にしますが、天井の高さがある範囲内であれば、エアコンの効率が重要となります。

従って、縦と横と高さで構成される3次元空間では、部屋の広さが同じであれば、天井が高いほど、冷暖房費がかかることになります。

 

このように、天井が高い寝室は、冷暖房費が割高になることが分かりました。

▪フロアベッドというもの

狭い寝室に置いても圧迫感がないベッドとして、フロアベッドが多くのご家庭で用いられています。とても低いベッドであり、床に密着しているように見えます。

このような特徴により、フロアベッドはさまざまな効果が得られるのです。その1つが、天井が高く感じられることです。それ以外には、ベッドから落下しても大怪我には至らないこと、などがあります。

 

▪フロアベッドによる相対的な天井高

フロアベッドは超低床であるため、天井までの距離が長くなり、天井が高く感じられるのです。つまり、通常の高さのベッドからフロアベッドに変更するだけで、リフォームして天井を高くしたことと同等に効果が得られるのです。

そのため、天井の高さは変わっていないので、冷暖房にかかる費用はそれまでと変わらないことになります。

 

▪まとめ

以上より、寝室のような狭い部屋であれば、多少の天井の高さの違いはそれほど大きくないと考えられますが、天井が高いほど、冷暖房費が高くなると言えます。

そこで、リフォームをせずに実質的に天井が高く見えるフロアベッドを導入することで、天井が高い寝室でも今までと同じ冷暖房費で済むことになります。

それでは、フロアベッドを用いて天井を高く見せることで、冷暖房費を抑えた快適な眠りをお楽しみください。


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