天井が高くて開放感があるというフロアベッドの実際はどうなの?

■天井が高くて開放感があるというフロアベッドの実際はどうなの?■

▪疑問確認▪

フロアベッドは低いので開放感があるというけど、実際のところ、本当なの、という疑問を持つ方がいらっしゃるようですので、それに答えたいと思います。

 

▪平均的な日本の住宅

日本の住宅は、とりわけ都市部において延べ床面積が小さくなっています。やはり、日本の国土を占める平野が限られていて、山間部が比較的多くなっています。そのため、ただでさえ平らな土地が少ないのに、人口が集中している都市部ともなればなおさら土地の確保が難しくなります。

これを反映して住宅も狭くなっています。そして、これに伴い、寝室の面積も狭くなってしまいます。ここに、かさばる家具の代表であるベッドを置くとなれば、更に狭くなってしまいます。狭いと言うよりもむしろ窮屈という表現が正しいかもしれません。

それから、天井の高さも限定的になります。確かに、戸建てでは吹き抜けのような構造もあり、天井が高くなっていますが、その部屋の使用用途としては、寝室よりもLDKが圧倒的におおくなっています。

従って、日本の住宅における寝室は、2次元平面的に狭いだけにとどまらず、3次元空間的にも狭いという状況になっているのです。

こうなると、ストレスを感じて熟睡をすることもままなりません。これでは、疲れもとることができず、溜まる一方となってしまいます。

 

▪リラックスできる場所や時間

マイボイスコムが2014年10月に11,558件の回答を得たアンケートによると、自宅でリラックスできる場所として、60.7%の居間・リビングルームに続いて、自分の部屋、および、寝室がそれぞれ30-40%という割合でした。

また、リラックスできる時間として、平日の19時台-22時台、および、休日の19時台-22時台がそれぞれ30-40%、平日や休日の23時台-朝3時台、および、休日・午後の13時台-15時台がそれぞれ20%となっています。

従って、寝室でリラックスしている人が少なからずいることが分かります。

他方、寝室の窮屈感などの問題で、ストレスを感じている人がいること示唆しているとも考えられます。それ故、そのストレスを解消することが大事であると言えます。

この問題を解決するものとして、表題のフロアベッドがあるのです。

 

▪フロアベッドの特徴

少し前までは言葉すらなく、最近注目のフロアベッドですが、高さがとても低くなっていることが構造上の一番の特徴であり、最大のセールスポイントとなっています。

フロアベッドを置いている床と一体化していて、あたかも布団を敷いているようにも感じられます。それほど、低床になっているのです。

また、サイズがいろいろと用意されているので、寝室における2次元的平面の広さに対応して適したサイズを選ぶことができます。具体的には、シングル、セミシングル、ダブル、セミダブル、クイーン、キング、ワイドが揃えられており、1人暮らしから、カップル、そして、家族まで多様な家族形態にも対応しています。

そして、ヘッドボードのデザインも多岐に及んでいます。

従って、お好みのもの、それから、ニーズに合うものが見付けられるのです。

▪日本の住宅の天井高

狭くて低い部屋で構成されていると言われている日本の住宅ですが、実際の天井高はどうなっているのか気になります。最近の住宅は建築価格を抑えたり、工期を短くしたりするために規格化されています。

従って、天井の高さが、大概の住宅で似たようなものとなっています。一般的な天井高は、2400 mmとなっています。西洋化のライフスタイルが浸透する以前の日本住宅では、2200 mmが一般的な天井高でした。また、輸入住宅ではもっと高くて2400-3000 mmとなっているようです。

それから、近隣の住宅や法規の関係で、高さ制限があるため、あまり住宅の高さをそれほど高くできないという事情もあります。そのため、2400 mmという天井の高さの標準となっています。

 

▪フロアベッドと通常のベッドの高さの実際

フロアベッドの高さを概観してみると、ヘッドボードの高さが300-670 mmで、サイドボードの高さは、95-170 mmとなっています。

他方、通常のベッドのヘッドボードの高さは、630-820 mmで、サイドボードの高さは、155-450 mmとなっています。

言うまでもなく、フロアベッドの方が低くなっています。

そして、忘れてはならないがマットレスの厚みです。フロアベッドにセットとして販売されているものの高さは、160-280 mmとなっています。

 

▪フロアベッドを用いた寝室の視覚的・空間的な拡張

フロアベッドは確かに他の仕様のベッドよりも低く抑えられています。天井の高さが2400 mmが一般的なので、床板にマットレスを敷いたとしても、充分に天井までの距離が確保されます。その高さは、フロアベッドによって違ってきますが、2000 mm前後であると考えられます。これだけあれば、寝室が開放的な雰囲気になります。

従って、フロアベッドを寝室に置くと開放的な空間で寝ることができるということは、紛れもない事実です。

 

▪まとめ

以上より、日本の住宅の天井高は2400 mmが一般的であるため、超低床のフロアベッドにマットレスを敷いたとしても、天井までの距離は長くとることができます。

その結果、開放的な空間を持つ寝室となり、ストレスなく、安眠を享受することが可能なのです。

それでは、フロアベッドを用いて開放的な空間を創出して、ストレスのない眠りをお楽しみください。


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