大阪の茶室での海浜

山遊びもいいですが、海遊びもいいものです。
松の浜をそぞろ歩きするのも趣があるものです。
特に月が出ていると更に風情が感じられます。
以下のような趣向でお茶を楽しみました。

寄付待合
軸 月と松の図 高木富三筆
短冊「久方の月見草さく筥崎の はまの真砂路たゞひとりゆく」柳原白蓮筆

本席
軸 海濶百川朝 小田雪窓老師筆
花 藪蘭
花生 南蛮粽
香合 宵月絵蛤香合 河口晃永造
釜 万代屋釜 高橋敬典造
風炉先 更紗(バティック) 紺々堂製
棚 更好棚 可映作
茶碗 李朝青井戸
茶入 古瀬戸肩衝
仕覆 時代波濤裂
茶杓 閑居 三代池田瓢阿造
水指 古唐津塩笥形水指
薄器 海松文中棗 平野桂山造
蓋置 赤楽一閑人 一入造
建水 唐銅フエゴ 金谷淨雲造
水次 腰黒薬缶 古宇小品堂製
主菓子 宵待草 鶴屋八幡製(大阪)
銘々皿 大聖寺伊万里

茶碗 青地青海波茶碗 通次阿山造
薄器 海松文中棗 平野桂山造
茶杓 松風 成瀬宗巨造
干菓子 麦わら帽子 観世水 河藤(大阪)
干菓子器 四方盆 煌又造

それでは、皆様も海へ避暑に行かれてはいかがでしょうか。

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