大阪の茶室で楽しむ海浜

8月は、世界的にバケーションの時季です。
訪問地は、山にするか、海にするか迷います。
先月は山の趣向をしたので、今回は海の趣向をすることにしました。

海浜には松林があって風情のあるものです。
耳をすまして松風を聴くと気持ちが落ち着きます。
それを茶室で体感することにしました。

以下のような趣向でお茶を楽しみました。

寄付待合
軸 月と松の図 高木富三筆

本席
軸 松樹千年翠 盛永宗興老師筆
花 大徳寺花笠木槿
花生 不昧公好 竹花手桶 二代池田瓢阿造
敷板 黄金壇薄板
香合 宵月絵蛤香合 河口晃永造
釜 万代屋釜 高橋敬典造
風炉先 更紗(バティック) 紺々堂製
茶碗 井戸写 鈍阿造
古袱紗 荒磯
茶入 瀬戸大海茶入
仕覆 時代裂
茶杓 松の翠 大亀老師造
水指 松之絵水指 二代宮川香雲造
蓋置 竹
建水 唐銅フエゴ 金谷淨雲造
主菓子 水月 鶴屋八幡製(大阪)
菓子器 梨地海松貝蒔絵重箱

鉄瓶 唐草紋
茶箱 根来
茶碗 野点萩焼茶碗 林紅陽造
茶筅筒 キンマ
茶巾筒 緑釉つぼつぼ 白楽印 慶入造
薄器 キンマ中棗 筑城筑良造
茶杓 星月夜 宗巨造
振出 クレマチス硝子 東太武朗造
菓子 金平糖 鶴屋徳満製(奈良)

皆様も残暑の暑さを海岸で癒やされてはいかがでしょうか。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です