大阪の茶室での観月

10月になりましたが、暑さが続いています。

とはいうものの、夜になると秋の気配が感じられます。

秋といえば、月を愛でながら、感傷にふけりたくなる季節です。

以下のような趣向でお茶を楽しみました。

寄付待合

軸 秋山鹿之図 鈴木華邨筆

短冊 「ももとせの後また誰かこゝに立ち月を仰きておもふやむかしを」柳原白蓮筆

硯箱 秋草に月兎の図

本席

軸 「円相」露堂々 盛永宗興老師筆

花 桔梗

花生 旅枕 楽斎作

香合 雲月に兎竹 玄月造

釜 万代屋釜 敬典造

風炉先 更紗(バティック) 紺々堂製

棚 更好棚 可映作

水指 御本水指 六代六兵衛造

茶碗 井戸写 鈍阿造

古袱紗 遠州緞子

茶入 瀬戸 飛鳥川写 三代祥平造

仕覆 石畳金襴

薄器 雪月花蒔絵中棗 秀穂造

茶杓 玉兎 川上不白写 二代瓢阿造

蓋置 色絵むさし乃蓋置 清閑寺窯造

建水 唐銅フエゴ 淨雲造

主菓子 月うさぎ 鶴屋八幡(大阪)

銘々皿 デルフト焼染付皿など

主茶碗 萩焼 瑞峰造

薄器 雪月花蒔絵中棗 秀穂造

茶杓 虫の音  宗巨造

干菓子 月兎 薄 河藤製(大阪)

干菓子器 四方盆 煌又造

それでは、皆様も秋月をお楽しみください。

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