新適塾「未来創薬への誘い」第53回会合に参加して
新適塾「未来創薬への誘い」第53回会合がネット開催されたので、参加しました。
「エピジェネティクス制御に基づいた創薬化学研究」という演題で、大阪大学産業科学研究所複合分子化学研究分野・鈴木孝禎教授がお話をされました。
DNAの塩基配列に依らない遺伝子発現制御機構は、「エピジェネティクス」と呼ばれており、その機構の異常は、疾患の原因となることもあります。
リシン脱メチル化酵素KDM5C阻害剤は、うつ病モデルマウスを用いた社交性試験で有効性を示しました。
このように、エピジェネティクスは創薬において重要なターゲットとなっています。
佗茶DNAからエピジェネティックに派生したのが、三千家の各流派と考えられます。