大阪の茶室で祝う秋の収穫

昨日は、ハロウィンという古代ケルト人の収穫祭でした。

そして、この日を境に暦も新年に改まりました。

その端境に、魑魅魍魎や悪霊が現れるため、火の周りで踊ったり、生け贄を捧げたりしました。

そこで、当庵でも秋の実りを開炉とともに祝うことにしました。

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以下のような趣向でお茶を楽しみました。

 

寄付待合

軸 日と稲穂 春秋筆

短冊 「花咲きぬ散りぬみのりぬこぼれぬと 吾知らぬ間に日経ぬ月へぬ 」柳原白蓮筆

 

本席

軸 清風萬里秋 小林太玄老師筆

花 ほととぎす

花生 旅枕花入 楽斎造

香合 時代鳴海織部ハジキ香合

釜 万代屋釜 敬典造

炉縁 掻合塗

風炉先 更紗(バティック) 紺々堂製

棚 玄々斎好 更好棚 可映造

水指 御本水指 六代六兵衛造

茶碗 黒織部写 鈍阿造

古袱紗 遠州緞子

茶入 肩衡 鉄釉瀬戸 春日蓋

仕覆 時代裂

薄器 徳風棗 玄々斎好写 宗廣造

茶杓 山里 三代瓢阿造

蓋置 赤楽輪 茶神 旦入造

建水 唐銅フエゴ 淨雲造

水次 腰黒薬缶 古宇小品堂製

主菓子 初紅葉 鶴屋八幡製(大阪)

銘々皿 大聖寺伊万里

hatsumomiji

 

茶碗 瀬戸麦藁手

茶杓 千代の栄  宗巨造

干菓子 稲穂 松茸 河藤製(大阪)

干菓子器 四方盆 煌又造

 

それでは、皆様も食欲の秋をお楽しみください。

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