見立て振出の七宝編み網袋の製作
以前買った見立ての振出に、棒編みの編み袋を添えてみることにしました。
以下、参考例です。
まず、底となる5段の丸編みを編み、引き抜き編みをした後、細編みを1目編みます。
30目からなる5段目の外周の鎖編みを3目ごとに七宝編みのペアの2番目を順次10回、細編みで繋いでいきます。
七宝編みの1段目最後は、最初の細編みの場所に引き抜き編みをしてから、立ち上がりの七宝編みを1つ作り、2段目の七宝編みを作り始めます。
新たな七宝編みのペアの2番目を、1段目の七宝編みのペアの山となる連結部に細編みをしていきます。
七宝編みの2段目最後は、立ち上がりの連結部に引き抜き編みをします。
次に、立ち上がりの七宝編みを1つ作り、3段目の七宝編みを作り始めます。
七宝編みの3段目最後は、立ち上がりの連結部に引き抜き編みをします。
後は、鎖編みを編んでいき、3段目の七宝編みのペアの山となる連結部を経由して最後までいきます。
緒は作らずに、着物の襟を合わせるようにして紐でくくって蝶結びしました。
5段の丸編みの編み図(+は引き抜き編み1回、vは増し目を入れた引き抜き編み2回、各段最後は引き抜き編みで、格段最初は立ち上がりの鎖編み1目)
1段目5目、+++++
2段目5目、vvvvv
3段目18目、v+v+v+v+v+v+
4段目24目、++v++v++v++v++v++v
5段目30目、+++v+++v+++v+++v+++v+++v
皆様も製作されてみてはいかがでしょうか。