第39回大国寺と丹波茶まつり
本日は、5月1日に誕生した丹波篠山市で行われた「大国寺と丹波茶まつり」に行ってきました。
そこで、ピーター・ハーモン邸での茶遊会にて濃茶と薄茶を服してきました。
濃茶席では正客を務めさせて頂きましたが、前日、2014年のNHK教育テレビで放映された藪内流の番組録画を見て、濃茶の飲み方を勉強していきました。
出された出袱紗は使わずに自分のものを用いるのが本筋ですが、自分の出袱紗を持っていないので古袱紗で代用して、台天目のように畳の上で古袱紗上にて茶碗を回して飲みました。
このように、藪内流は古い型が残っていると言えます。
そのため、点前を見ていて新鮮に感じました。
席も江戸時代の建物であり、侘びた藁や煤竹なども趣深いものでした。
また、薄茶席も楽しませて頂きました。
とても和やかな雰囲気でした。
以下のような趣向で濃茶と薄茶を楽しみました。
軸 十牛図 第六図 騎牛帰家画賛 藪内流六代家元比老斎賛 狩野画
花生 唐物革製扁壺
香合 橙
主茶碗 捻花形青磁 ピーター・ハーモン造
出袱紗 印度更紗
菓子 早苗 鹿生堂製(篠山)
6月2日(日)も開催されますので、都合のよい方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか。