この時季ともなると、お菓子は栗を使ったものが多く見られます。

 

クリは、日本と朝鮮半島南部を原産とするブナ科クリ属である樹木で、縄文時代には主食として栽培されていました。

 

栗は英語で、チェスナット(chestnut)と言います。

それでは、フランス語では何というかと言えば、シャテニエ(châtaignier)です。

マロン(marron)ではありません。

マロンがクリだと思っている方が少なからずいるようですが、栃の実を指しています。

 

このような誤解が生じたのは、マロングラッセというお菓子において、マロンの代わりに栗が使われたことによります。

洋の東西を問わず、栗がお菓子に使われていることは興味深いです。

 

ところで、以下のようなお菓子を食べたりして、お茶を楽しみました。

 

chestnut

chestnut-higashi

主菓子 新栗とあんこの茶巾しぼり 小布施堂製(小布施)

銘々皿 鈍阿焼

 

干菓子 栗餡菜宝楽 京煎堂(京都) 秋日和 ばいこう堂(香川)

干菓子盆 四方盆 煌又造

 

それでは、この時季のお菓子として、栗のお菓子を楽しまれてはいかがでしょうか。

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