夏休み
7月も末になり、夏休みを満喫している児童、生徒、学生も多いと思われます。
しかしながら、現在、勤め人として働いている人達は、この時季に長期の夏休みを取ることも難しいものです。
実のところ、お盆休みが夏休みに相当するものかもしれません。
欧州のように1ヶ月ほどのバランスを楽しむことができればよいのですが、日本では実現は先のことのようです。
とはいうものの、かつて児童や生徒であったときに夏休みを満喫していたのではないでしょうか。
麦わら帽子を被って虫取りや水遊びに興じたり、花火や肝試しを楽しんだりした経験は、誰しも持っていると考えられます。
ところで、以下のようなお菓子を食べたりして、お茶を楽しみました。
主菓子 水面 河藤製
菓子器 一閑縁高 表雲斎造
干菓子 花火 麦わら帽子 河藤製
干菓子器 沢栗刷毛目盆 二代治兵衛造
それでは、茶席の中で、童心に返って夏休みの気分に浸ってみてください。
「夏休み」 吉田拓郎
麦わら帽子は もうきえた
たんぼの蛙は もうきえた
それでも待ってる 夏休み
(後略)