2016年10月21日 / 最終更新日 : 2016年9月19日 sehbi-an 掛け物・禅語 吾心似秋月 吾心似秋月(わがこころ、しゅうげつににたり) この時季に相応しい文言で、やはり茶席の床によく掛けられます。 秋の月は、澄み切った空にあって、輝きを放っています。 煩悩のない心もまた、曇りなく澄 […]
2016年10月20日 / 最終更新日 : 2016年9月19日 sehbi-an 日記 李朝 秋草手 李朝の白磁染付には、草花紋というものがあり、特に、秋草紋、秋草手と呼ばれるものがあります。 必ずしも、秋草とは限りませんが、楚々とした感じが余情をそそる秋草をイメージさせるのでしょう。 17世紀後半から秋草 […]
2016年10月19日 / 最終更新日 : 2016年9月18日 sehbi-an 人物 李朝の陶磁器研究者 浅川伯教・巧兄弟 浅川伯教・巧兄弟は、朝鮮工芸の美に取り憑かれ、李朝の陶磁器などの研究において功績を挙げました。 浅川伯教(のりたか)は、明治17年(1884年)に山梨県で生まれ、昭和39年(1964年)に亡くなりました。 […]
2016年10月18日 / 最終更新日 : 2016年9月18日 sehbi-an 日記 蓋置 蓋置とは、文字通り、釜の蓋を置く道具ですが、それだけの用途ではありません。 合を置いて柄杓を引いたり、陶器製のものは棚に荘られたりします。 素材には様々なものがあります。 唐金、竹、陶器が挙げられます。 & […]
2016年10月17日 / 最終更新日 : 2016年9月17日 sehbi-an 日記 名残の季節 茶の湯では、10月は名残の季節と言われます。 茶壺の中の茶が残る少なくなり、そして、11月の開炉を翌月に控えた月になります。 新茶の季節は、煎茶では5月ですが、抹茶では11月になります。 その […]
2016年10月16日 / 最終更新日 : 2016年9月14日 sehbi-an 日記 中置 10月は、流派に関わらず、中置という釜を点前畳の中央に据えて行う点前をすることが多くなされます。 また、細水指という細長い水指を使い、勝手付きに置きます。 小間で行うには狭すぎるため、四畳半以上の広間で行います。 &nb […]
2016年10月15日 / 最終更新日 : 2016年9月14日 sehbi-an 人物 小堀遠州 小堀遠州は、名を政一と称し、天正7年(1579年)に近江国坂田郡小堀村で小堀正次の長男として生まれ、元和5年(1647年)に亡くなりました。 慶長13年(1608年)に駿府城普請奉行になったことで、従五位下 […]
2016年10月14日 / 最終更新日 : 2016年9月13日 sehbi-an 日記 玄々斎好 春秋七草棗 春秋七草棗(しゅんじゅうななくさなつめ)は、玄々斎好の溜め塗りの平棗で、春と秋の草花が金蒔絵で描かれています。 春草は、土筆、菫、 レンゲ、蕨、蒲公英、福寿草、桜草になります。 秋草は、芒、萩、桔梗、葛、女 […]
2016年10月13日 / 最終更新日 : 2016年11月25日 sehbi-an 日記 菊の花開く 本日は、七十二候の菊花開(きくのはなひらく)です。 50円硬貨の図柄として菊が使われているように、日本人には馴染みのある花です。 しかしながら、『万葉集』には菊が詠まれた歌が1首も存在していないのです。 と […]
2016年10月12日 / 最終更新日 : 2016年9月13日 sehbi-an 日記 菊炭 のこぎりで切った断面が菊の花のように見えるので、菊炭という名があります。 炭の中でも特に高い評価を得ているのが、この菊炭になります。 クヌギを原料とした炭が、このような美しくて素晴らしい菊炭となります。 & […]