寒露

本日は、二十四節気の第17となる寒露です。

 

陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也

 

露が夜気の冷たさで凍ることもあるような頃合いになってきました。

そして、南北に長い日本では、北の方では紅葉が見られ始めています。

 

この時季に旬となるのが、栗や柿などの木の実や果実です。

まさに収穫の秋、食欲の秋です。

 

主菓子には、栗を使ったものが多くあり、いずれもとても美味しいものです。

 

縄文時代の遺跡である青森県にある三内丸山遺跡では、どうやら定住生活が確立されていたようで、周囲に栗林が広がっていました。

そして、発掘されたクリのDNA分析の結果、野生種のクリでは見られないパターン化したDNA配列が確認されました。

つまり、栗を栽培していたことが分かったのです。

これは、農耕は弥生時代から始まったというそれまでの常識を覆す事例となったのです。

 

この頃から現在に至るまで、栗は日本の食文化に深く関与し続けたのです。

昨今、縄文時代が世界的に再評価され、これだけ長く平和で安定した時代は他に実例がないのです。

混沌とした現在社会にあっては、栗以外にも、検証するべき事項があると考えられます。

 

体育の日が間近に迫っているように、運動には適した時季となってきました。

平和の象徴であるスポーツをする運動の秋をお楽しみください。

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