2016年6月10日 / 最終更新日 : 2016年5月22日 sehbi-an 日記 入梅 本日は、雑節の入梅です。 雑節とは、二十四節気や五節句の他に必要に応じて設けられた暦日のことです。 入梅は芒種の後の最初の壬(水の兄)という水性の陽に設定されています。 梅の実が […]
2016年6月9日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 和歌に寄せる茶人の意識論の考察 「やまと歌は人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。世の中にある人、事わざしげき物なれば、心に思ふ事を見る物きく物につけていひ出せるなり。」 『古今和歌集、序』 『南方録』の「覚書」には、侘び茶の理 […]
2016年6月8日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 建築 如庵 庵号解読 国宝になっている茶室如庵を造った織田有楽斎は、織田信長の弟になります。 すなわち、織田信秀の11男として天文16年(1547年)に生まれ、元和7年(1622年)に没しました。 東京の有楽町は彼にちなんでいる […]
2016年6月7日 / 最終更新日 : 2016年5月24日 sehbi-an 日記 本日は7の日、七種蓋置をどうぞ 七種蓋置とは、千利休が選定したとされる蓋置です。 『茶湯古事談』に「近代七ツのふた置といふハ、三ツ葉、蟹、さゝひ、ほや香炉、三人坊主、五徳、わ、此等也となん 」とあります。 火舎は、火舎の付い […]
2016年6月6日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 人物 三十六歌仙 三十六歌仙は、平安時代中期の藤原公任が選んだ優れた歌人36人のことです。 藤原公任の著した『三十六人撰』という歌合形式の秀歌撰で取り上げられた歌人になります。 この中では合計150首が選ばれています。 &n […]
2016年6月5日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 日記 芒種 本日は、二十四節気の第9となる芒種(ぼうしゅ)です。 芒(のぎ)とは、稲や麦などのイネ科の植物において形成される、種子の先端にある針状の突起構造物のことを元々指します。 種子を包む籾である頴の中央部分の維管 […]
2016年6月4日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 建築 桂離宮 「泣きたくなるほど美しい」と建築家のブルーノ・タウトは1933年に桂離宮を初めて訪れた際、こう日記に記しています。 月の桂というように、古代中国では月には桂の木が生えていると考えられていました。 京都の桂川 […]
2016年6月3日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 日記 落語 荒大名の茶の湯 落語の「荒大名の茶の湯」は「荒茶」とも言います。 元は、講談の演目でした。 慶長4年に、徳川方は豊臣方の荒大名たち、福島正則、加藤清正、池田輝政、細川忠興、浅野幸長、加藤嘉明、黒田長政、を見方に 引き入れよ […]
2016年6月2日 / 最終更新日 : 2016年5月21日 sehbi-an 日記 お召 茶の湯において男性がよく着る着物に、お召というもので作られているものが多いです。 しかしながら、特に男性専用というわけではなく、女性の着物にも使われます。 お召は、御召縮緬とも呼ばれる絹織物で […]
2016年6月1日 / 最終更新日 : 2016年6月1日 sehbi-an 掛け物・禅語 紫羅帳裏撒真珠 紫羅帳裏(しらちょうり)に真珠を撤(さっ)す、 紫の薄絹の着物の裏側という表からは見えない場所に真珠を仕込んでおく、ということです。 法華七喩の1つである衣裏繋珠を踏まえています。 紫の薄絹の […]