2016年6月20日 / 最終更新日 : 2021年11月22日 sehbi-an 掛け物・禅語 壷中日月長 壷中日月長(こちゅうにちげつながし) これもよく茶席に掛けられる文言です。 壺の中は狭いところではありますが、実に居心地のよい場所で、時間の過ぎるのもゆるやかです。 ですので、物は考えようで、狭小を別天地にすることもでき […]
2016年6月19日 / 最終更新日 : 2016年5月31日 sehbi-an 人物 武野紹鴎 村田珠光の創始した侘び茶を発展させた武野紹鴎は、文亀2年(1502年)に生まれ、弘治元年(1555年)に没しています。 紹鴎茄子に代表される名物を60種も所有するほどの豪商でした。 堺において […]
2016年6月18日 / 最終更新日 : 2016年6月4日 sehbi-an 日記 古茶会記 茶の湯の歴史を探る上で古茶会記はとても重要なものとなります。 当時の生の声そのものだからです。 茶の湯の構成要素には、茶室、点前、道具という3つがひつようですが、茶会記は道具に焦点が当てられています。 &n […]
2016年6月17日 / 最終更新日 : 2016年5月29日 sehbi-an 人物 寒山拾得 寒山拾得とは、唐代の隠者である寒山と拾得のことです。 後世、画題としてよく取り上げられました。 寒山が経巻を開き、拾得が箒を持つ図が禅画の画題となっています。 寒山は山中に隠棲して、天台山国清寺に出入しては […]
2016年6月16日 / 最終更新日 : 2016年5月29日 sehbi-an 日記 東山御物 東山御物(ひがしやまごもつ、ひがしやまぎょぶつ)は、室町幕府8代将軍である足利義政が収集した絵画・茶器・花器・文具などのコレクションを指します。 また、場合によっては、足利将軍家の所蔵した美術工芸品を指すこ […]
2016年6月15日 / 最終更新日 : 2016年7月21日 sehbi-an 掛け物・禅語 墨跡の出典 茶席の床に掛けられる墨跡には出典があります。 その代表的なものが、『臨済録』、『碧巌録』、『無門関』、『寒山詩集』、『五灯会元』、『大燈国師語録』になります。 『臨済録』は、唐代、臨済宗宗祖である僧臨済義玄 […]
2016年6月14日 / 最終更新日 : 2016年5月24日 sehbi-an 日記 高取焼 高取焼は、福岡の焼き物で、遠州七窯の1つに数えられ、黒田藩御用窯でした。 黒田長政が朝鮮出兵の際に招聘した陶工八山(やさん)によって、慶長5年(1600年)に築窯された永満寺窯から始まりました。   […]
2016年6月13日 / 最終更新日 : 2016年5月26日 sehbi-an 日記 落語 はてなの茶碗 茶の湯は庶民にも浸透してきて、江戸時代には落語の題材にもなるようになりました。 落語の「はてなの茶碗」は「茶金」とも言います。 道具の目利きが優れていることで有名な茶道具商の金兵衛は、通称茶金 […]
2016年6月12日 / 最終更新日 : 2016年5月26日 sehbi-an 掛け物・禅語 竹有上下節 竹有上下節という言葉ですが、これだけでも茶掛けとして使われますが、実のところ、対句となっています。 「松無古今色 竹有上下節」 (松に古今の色無く 竹に上下の節有り) 松と竹、古 […]
2016年6月11日 / 最終更新日 : 2016年5月22日 sehbi-an 日記 利休百首ならぬ、フラー百首 第85首 バックミンスター・フラー(1895-1983年)は、希代の天才です。 宇宙船地球号という言葉を聞いたことがあると思いますが、それは『宇宙船地球号操縦マニュアル』という彼の著書によって世に広まりました。 閉じた世界である地 […]