千家十職

千家十職(じゅっしょく)とは、表千家、裏千家、武者小路千家の三千家の茶道具を制作する職人衆で、10種の道具を各家が制作しています。
各家はだいたい桃山時代から活躍していたのですが、明治中期頃に、千家十職として定まりました。
いずれも名だたる名工です。

 

千家十職を以下に示します。

 

土風炉・焼物師、永楽善五郎
釜師、大西清右衛門
竹細工・柄杓師、黒田正玄
指物師、駒沢利斎
袋師、土田友湖
金物師、中川浄益
塗師、中村宗哲
一閑張細工師、飛来一閑
茶碗師、楽吉左衛門
表具師、奥村吉兵衛

 

明治中期頃に、百貨店の企画で、千家十職のものを展示した際に、千家十職という言葉と各家が定められたということのようです。

 

しかしながら、千利休以来、三千家には職方が出入りしていました。
既に、18世紀には、千家十職の原型となる各家はほぼ整っており、茶道具を制作することで茶の湯を支え続けてきたのです。
他方、技術の伝承という点でも重要な役割を担ってきました。

 

茶の湯のお稽古をしているときでも、道具のお作は千家十職の名を答えるように、千家十職はとても茶の湯に密接な関わりがあります。
茶会や茶事で出てきた際は是非ともよくご覧ください。

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