子どもが成長した際のワイドのフロアベッドの扱いはどうすれば

■子どもが成長した際のワイドのフロアベッドの扱いはどうすれば■

▪お悩み確認▪

川の字で寝られるというのでワイドのフロアベッドを買ったけど、子どもが成長したのでどうしたものか、というお悩みを持った方がいらっしゃるようですので、その悩みを解消したいと思います。

 

▪核家族化の実態

現在、日本で3世代から構成される家族は非常に少なくなっていて、家族は両親と子どもからなる2世代から構成される場合が多くなっています。

更に、少子化が進んでいて、昔のように兄弟がたくさんいる家庭はほとんど見られなくなっています。概して、子どもは、1人、または、2人となっています。

これを裏付けるように、厚生労働省の人口動態統計によれば、合計特殊出生率は、2015年では1.46となっており、女性が生涯に生む子どもの人数は1人か2人となっているのです。

 

▪ファミリーにおける住宅事情

2世代住宅は、成長した子ども家族とその両親が生活するものです。しかし、核家族が暮らす住宅は、このように広めのものではなく、日本の住宅事情を反映して狭いものとなっています。

日本の住宅事情は、都市部は郊外や地方よりも、都市が限られているために狭い傾向にあります。間取り3LDKや4LDKが一般的となっています。

 

▪フロアベッドというもの

狭い住宅でよく使われているベッドとして、フロアベッドがあります。とても低いベッドであるので、寝室が広く見えるという利点があります。そして、その低さ故に、フロアベッドから落下しても大怪我をすることはありません。

これは、小さい子どもいる家庭にとって朗報であると言えます。赤ちゃんをフロアベッドに寝かしつけたりしても大事に至るリスクが低減されるからです。

 

▪川の字で寝られるフロアベッド

サイズがさまざまあるフロアベッドには、ワイドサイズがあって、まさに親子で川の字のように一緒に寝ることが可能です。

しかし、子どもが成長して、身体的に大きくなったり、思春期のように精神的な変化が見られたりした場合、一緒に寝ることは難しくなります。

ところが、ワイドサイズのフロアベッドは、連結されていた2台のベッドを別々にして使うことができるのです。

 

▪分離可能な幅広のフロアベッド

ワイドサイズのフロアベッドは、2台のベッドが金具で連結されています。その金具を外せば、個々のベッドとして利用することができます。

クイーンはセミシングル2台、キングはセミシングルとシングル、K200はシングル2台、K220はシングルとセミダブル、K240はセミダブル2台、K260はセミダブルとダブル、K289はダブル2台から構成されています。

 

▪子ども部屋のベッドとしての活用

子どもも成長してくると自分の部屋を欲しがるものです。

子どもの人数が1人の場合は、1室を子ども部屋として与えることはそれほど難しくはありません。

子ども人数が2人の場合は、3LDKならば残りの1室を両親の寝室として使うことになると思われます。しかし、2人にそれぞれ部屋を与える余裕がない際には、2人の子どもに1部屋を与えるという方法もあります。

 

2人の子どもが1部屋を子ども部屋として利用する場合、セミシングルを2台使うという方法がよいと言えます。フロアベッドは狭い部屋を広く見せる効果があります。そして、セミシングルというコンパクトなサイズのフロアベッドを使うことで狭い部屋でも2台使うことが可能となります。

セミシングルの幅は85-105 cmとなっていますので、2台置けなくもないと考えられます。

このように、ワイドの幅のフロアベッドであっても廃棄せずに済むのです。実に、合理的に設計されています。

 

▪大人でも利用できる分離したベッド

分離したフロアベッドの1つを子ども用として、もう1つを親用として使うという方法もあります。この場合、親用としては、ダブルか、セミダブルかということになります。そして、子どもが2人のときは、新たにベッドを1台購入するか、布団で寝てもらうということが提案されます。

こうして、ワイドのフロアベッドをずっと使うことができます。

 

▪女の子の場合は大人まで使用可

分離したフロアベッドを子ども部屋で使っていて、子どもが成人した場合、そのベッドをどうするかが問題となります。

一般的に女性は小柄な人が多いので、セミシングルベッドであっても女性の大人ならば、そのまま継続して使用することが可能となります。

 

▪まとめ

以上より、ワイドのフロアベッドは、親子で寝ることができます。しかし、子どもの成長により、全員で寝ることが困難になります。

そこで、連結してあるワイドのフロアベッドを分離させて、個別のベッドとして使います。子ども部屋で使ったり、親が使ったりする方法が考えられます。

女の子であれば、小柄な体型であるので成人しても使い続けることができます。このようにフロアベッドは非常に長期に渡って使うことができます。

それでは、フロアベッドを家族の成長と一緒に使い倒してみてください。


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