購入前に確認したい収納ベッドの3つのメリットと3つのデメリット

■購入前に確認したい収納ベッドの3つのメリットと3つのデメリット■

■収納ベッドというもの■

最近特に注目を集めているベッドとして収納ベッドがあります。これは、その名の示すように収納付きのベッドです。

一般的に寝室は狭いもので、ベッドを置けばもう別の家具を置く余裕はなくなってしまいます。

ところが、収納ベッドは、収納スペースが内蔵されているため、ここに物を仕舞うことができます。その結果、寝室が物で散らかるということがなくなり、雑多感のもたらすストレスから解き放たれて、心地よい眠りを享受することが可能となっています。

 

その収納の仕組みには、引き出し式、チェスト式、跳ね上げ式があります。そして、それぞれの特徴を備えており、部屋の状況に応じて使い分ける必要のあることもあります。

 

そこで、収納ベッドのメリットとデメリットをここで紹介して、購入の際の参考にしていただきたいと思います

 

■狭い寝室でも物が散らからないというメリット■

収納ベッドの最大のメリットは、その開発コンセプトとも言えるもので、物をベッド内の収納に収めることで、収納家具を改めて置く必要がないことです。

その結果、寝室を広く使うことができるため、圧迫感や窮屈感がありません

更に、物が散らかることがなくなりますので、雑多感がなく、こぎれいな印象を受けます

そのため、人生の多く時間を費やす寝室において、ストレスなくリラックスした状態で過ごすことができるのです。

これは、とても魅力的なことではないでしょうか。というのも、深い眠りを獲得することで、日々の仕事や学業を疲れなく対処することが可能となるからです。最大のアウトプットを出すことで、向上していくことにつながります。

 

■収納スペースの開け閉めにより湿気が飛ぶというメリット■

ヒトが寝ている間には汗を約200 mLもかいているという事実を知っているでしょうか。意外と多くの量の汗をかいていますが、その行方が気になります。

実は、寝具に湿気として籠もっているのです。そして、その湿気をそのままにしておくと高温多湿という環境を好むカビやダニが発生してしまいます。こうなると、カビやダニをアレルゲン(抗原)としてアレルギー反応が起こってしまいます。

 

そのため、ベッドにおいて湿気対策が必要となります。H2Oという小さな物質であるため、ベッドの床板に置いたマットレスを通じて汗由来の湿気が床板下まで降りてきます。床板がすのこになっている仕様もあり、その隙間を湿気が通っていきます。

床板下が室内と断絶された閉じた空間である場合、そこに湿気が籠もってしまい、カビやダニが生じてしまいます。

ところで、収納ベッドは、床板下が収納スペースとなっていることがほとんどです。そのため、この収納スペースに湿気が滞留することになります。

しかし、引き出し式であれ、チェスト式であれ、跳ね上げ式であれ、物を出し入れするために、引き出しを引き出したり、床板を跳ね上げたりします。この行為により、収納スペースに風が当たることになり、湿気が室内に逃げていきます

こうして、ベッドの湿気問題が解消されるのです。

 

更に、収納スペースに、塩化カルシウムのような乾燥剤を置いておくことで、より効果的に湿気を除くことができます

 

 

■跳ね上げ式でも力がいらないというメリット■

床板全体を上げることの多い跳ね上げ式の収納ベッドは、持ち上げるのは大変ではないかという先入観を持っているかもしれません。

しかしながら、そのようなことはなく、ほとんど力を入れずに持ち上がるのです。つまり、ガス圧という仕組みで跳ね上がるため、抵抗なく床板が持ち上がり、仕舞ってある中身を取り出したり、出した物を仕舞ったりすることができます

従って、非力な女性でも、難なく持ち上げることが可能となっています。男でのない一人暮らしの女性におすすめとなっています。

 

■床板下が非解放で湿気が籠もるというデメリット■

収納ベッドの床板下は室内と直結していないため、睡眠中の汗が床下に籠もる可能性があります。こうなると、湿気を好むカビやダニが目に見えないところで繁殖してしまうことにもなりかねません。

そのため、収納ベッドに限らず、ベッド全般において湿気対策を講じることが求められます。

実のところ、このデメリットは、収納ベッドでは克服されているのです。それは、床板下の収納スペースに収めてある物を取り出したり、仕舞ったりする際に、湿気が室内に放散されています

これだけでは、心許ないので、意図的に開放することで積極的に湿気を飛ばすことが肝要です。そして、マットレスもこまめに上げて、床板にも風を当ててあげることが大事です

こうすれば、収納ベッドにおいて湿気が床板下に籠もるというデメリットをなくすことができます。

これで、湿気で物が傷んだり、カビやダニによってアレルギー症状が出たりするリスクが低減されます。

 

■壁などがあって引き出しが開かないというデメリット■

間取りというものは予め決まっていて、後からはリフォームでもしない限り、変更することができないものです。

そのため、計画的に家具や家電などを配置することが求められます。とりわけ、寝室は狭いことが多いため、家具を幾つも置けるということはあり得ません。

そこで、通中のベッドと同様に、収納ベッドにも、シングル、ダブル、セミダブル、クイーン、キング、ワイドなどのサイズが用意されています。

 

しかし、注意すべき点として、単に部屋の中に置くことができればよいというわけではありません。ドアが開閉するようにするだけではなく、引き出し式やチェスト式の収納ベッドの場合、引き出しを引き出すための空間がなければ、引き出しの用をなしません

 

そこで、計画的な設置が必要となります。これにより、壁などの存在のために引き出せないというデメリットは克服することができます。

 

■床板下にホコリが溜まり易いというデメリット■

収納ベッドの床板は、ホコリが溜まることがあります。

引き出し式であれば、完全に引き出しを引き出すこともまれであるため、その奥、ないしは、引き出しの向こう側の空間は、ホコリが溜まっている可能性があります。

また、跳ね上げ式でも、収納の奥にはホコリが溜まっている可能性はあります。

 

そこで、定期的なメンテナンスが必要となります。仕舞ってある物をお取り出して、収納スペースを掃除機で吸い取ることでホコリが除けます。

そして、引き出し式ならば、引き出しを出して、普段は触れることのない奥側を掃除することが大事です。

 

このように、床板下のホコリに関しても、こまめに掃除することでそのデメリットを克服することが可能となっています

 

 

■まとめ■

以上より、完璧な製品というものはなかなか存在しないと思われますが、人気の収納ベッドにもメリットとデメリットがあります。しかし、デメリットは工夫により、克服することが可能であることが往々にしてあります。収納ベッドも然りです。

収納ベッドの一番のセールスポイントは、収納が内在しているので、ここに物を仕舞うことで狭い寝室でも、広々、且つ、整然と使うことが可能となります。これにより、とてもリラックスすることができて安眠が得られます。

また、ベッドに付きものの湿気問題も、収納スペースを頻繁に開放することで湿気を飛ばすことができます。普段使いでも相当な回数になるのではないでしょうか。更に、除湿材を入れておくこと万全と思われます。

それから、壁などがあるために引き出しが開けられないという状態にならないように、事前に計画を建てて収納ベッドを置くことも大切なことになります。

それでは、収納ベッドを積極的に用いて、狭いながらも広々と感じる寝室を創出してください。


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