シングルベッドをあえて隙間をあけたままで2台並べるメリット
■シングルベッドをあえて隙間をあけたままで2台並べるメリット■
▪2馬力で都心の近くに住む2人暮らし▪
仕事場に近い場所に住むことは、通勤時間を短くすることができるため、長時間通勤に比べて時間的な余裕が生まれます。この時間を有効に使うことができれば、電車の中で漫然と過ごすことよりも充実した日々を送ることが可能となります。
しかしながら、オフィス街は都心に近いところにあることが多いため、それに伴い、住宅の確保がまず大変になります。
つまり、都心に近くなればなるほど、土地代が高くなるため、取得費用や賃貸費用がどうしても高くなってしまいます。また、同時に、居住する住宅が狭いということも問題となってきます。
従って、金銭的な事情を解決するために、2人で働くことが求められます。すなわち、2馬力ということです。これならば、周辺のやや高い物価でも、生活必需品を購入するのに支障が生じることはないと考えられます。
後は、狭いという物理的な問題とどう取り組むかです。
▪狭い住宅でもベッドで寝たいという願望▪
日本人の暮らしが西洋化してきており、床材としてフローリングが一般化しています。それにより、寝具として、布団よりもベッドが好まれることが多くなりました。
しかし、ベッドという大型な家具を狭い寝室の中に入れることは、意外と大変なものです。そのため、計画性を持ってベッドを導入したいものです。
2人で利用するベッドとして、ダブルサイズやセミダブルサイズのものを購入することを考える人達は少なくないです。
やや大きめのベッドで寝られる等、これはこれでよい点もあります。しかし、長い間生活しているうちに、思わぬことが起こるものです。例えば、子どもが生まれたり、単身赴任を余儀なくされたり、いろいろなことが起こるのが人生です。
従って、あらかじめ柔軟な対応ができるようにしておきたいものです。
▪長期的な計画によるシングルベッドの2台併用▪
必ずしも2人で使用することが定められていない場合、シングルベッドを2台用いるという選択肢もあります。これならば、1台のダブルやセミダブルと違って、別々のベッドとして1人で利用することができます。
従って、単身赴任の場合、片一方のシングルベッドを持って行くことも可能となります。無駄な廃棄がなくことになり、環境的にも、経済的にも優しいベッドの活用法となります。
但し、2台のシングルベッドを並べた際の全体の大きさは、ダブルのサイズではなく、クイーンやキングのサイズと同じくらいになることは、留意しておきたい事項です。
▪手足が当たらない▪
ダブルベッドやセミダブルの問題点として、一緒に寝ている人の寝相が関わってきます。もし、寝相が悪い場合、寝ている際に隣から腕が振り下ろされたり、足で蹴られたりすることがあります。こうなると、痛みを伴うとともに、驚きで目を覚ますことになります。
こうなると、とても安眠とは言い難い状況が創出されていることになり、寝不足で日常の仕事や勉学に支障をきたすことになります。
このような状態になることを避けるために、1人1台でシングルベッドを使うという方法が考えられます。もともと、シングルベッドは1人で寝ることを想定して開発・製造されたものですから、たとえ2台並べてシングルベッドを置いたとしても、原則、隣の人の手や足が当たることはないと言えます。
それ故、2台のシングルベッドを並べた際に生じるマットレスの間の隙間は、意図的に埋めないという選択が、この場合、賢明になると考えられます。
それでも越境してくるのであれば、いっそのこと、フレームを付けるのではなく、フレームも間をあけることで、別の人の手足で悩まされることは完全になくなります。これだけ離れると、いびきだけではなく、寝息も気にならなくなると言えます。
▪振動が伝わらない▪
ダブルベッドやセミダブルベッドでは、相方が寝返りを打った際の振動が、コイル式のマットレスを通じて伝わってくることも想定されます。これも、安眠を妨害される要因となります。
しかしながら、一体化していない2枚の個々のマットレスであれば、隣のベッドに寝ている人の振動が伝わってくることはありません。
そのため、自身の眠りを妨害されることがなくなります。
T字型の隙間パッドでマットレスの間の隙間を埋めてしまうことで、不用意に振動も伝わってくる可能性もなきにしもあらずと考えられます。つまりは、隣に寝る人も睡眠時の癖も鑑みたベッドの設えが大事であるということになります。
▪まとめ▪
以上より、シングルベッドを2つ並べた際、マットレスの間に隙間が生じることがあります。物理的には、隙間の上に体がくると痛かったり、違和感を覚えたりします。しかし、2台並べておいたシングルベッドでこのような事態になるということは、寝相に問題があると言えます。
そこで、あえてマットレスの間の隙間をそのままにして、個々のベッドで1人の人間が完結した睡眠を心掛けることで、快適な眠りが実際、期待されます。
つまり、寝相の悪い人が隣に寝ることで、その人の手や足が自分の体と接触するリスクが低減されます。また、寝返りの振動も伝わってこなくなります。そのため、安眠を獲得することになるのです。
それでは、シングルベッドを2台並べても、隙間をそのままにした状態で活用したアーバンライフをお楽しみください。
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