■2人で使っても便利な跳ね上げ式ベッド　１つのデメリットと2つのメリット■

▪狭い住宅が一般的な日本

山が多い島国である日本では、建物を建てるのに適した平らで広い土地が比較的少なくなっています。

そのため、人の人数がとても多くなっている都市部では、住宅やビルなどの建物が密集

している状態となっています。その結果、極めて狭い家が建てられています。

特に集合住宅は深刻なくらいとも捉えられます。

 

▪跳ね上げベッドというもの

狭い部屋で好んで使われている跳ね上げ式ベッドは、収納ベッドというカテゴリーに属しています。

これは、床板がガス圧シリンダーという装置を用いて、軽々と持ち上がるようになっているベッドです。この仕組みによって、床板下の収納スペースに仕舞われている物を取り出したり、また、仕舞ったりすることができるのです。

つまり、ベッドと収納家具が1つになったものであるため、省スペース化に繋がるものです。

そのため、狭い部屋に住んでいる人達におすすめとなるのです。

 

▪1人暮らしに適している跳ね上げベッド

単身者の住む賃貸住宅は、家賃や広すぎない延べ床面積という都合によって、1Kやワンルームのような狭い部屋が一般的となっています。

このような狭小スペースにベッドを置くとそれ以外には家具が置けない状態です。従って、ベッドのみを置いた場合、物で散らかる可能性があります。これでは、気分的に落ち着きません。

そのため、狭い部屋を快適に過ごすために省スペース化を行う必要があります。

 

▪2人でも使える跳ね上げ式ベッド

実は、跳ね上げ式ベッドは、単身者用に開発されたものですが、2人暮らしの人達にも使うことができるのです。

そのような使い方のメリットとデメリットを以下にお示ししました。

 

▪セミダブルしかないというデメリット

通常のベッドであれば、セミダブル、ダブル、そして、それよりも大きなクイーンやキングのようなワイドという各種サイズが用意されています。

しかしながら、跳ね上げ式ベッドは、狭い部屋を意識して開発された製品であるため、2人で寝られるサイズとしては、セミダブルしかありません。

ひょっとしたら、このセミダブルも体の大きな男性が使えるように用意されているのかもしれません。

それでも、セミダブルであるため、2人で寝ることは可能です。とはいえ、クイーンやキングと比べると狭いことは否めません。この対策は、次ぎの項目にありますので、参照してください。

 

▪2台並べて使えるというメリット

跳ね上げ式ベッドは、そもそも狭い部屋で使うことが前提となっています。そこで、2台ならべて使うという使い方があります。

1人暮らしと同様に、2人暮らしもあまり広すぎると空間を持て余してしまいます。ファミリー向けの物件に住んでいる夫婦やカップルの中には、そう感じている人も少なくないはずです。

そのため、2人暮らしに合うようにデザインされたマンションも開発されて販売されています。そして、これが人気となっています。

とはいえ、単身者向けよりは広いものの、2人で生活してみると以外と手狭なものです。

そこで、狭い部屋で大活躍の跳ね上げ式ベッドを活用することが提案されます。この跳ね上げ式ベッドを2台並べて置くことで、ワイドサイズと変わらない幅のベッドとなります。

 

▪2つ並べた場合、隙間があく可能性があるというデメリット

跳ね上げ式ベッドを並べて置いた際、その間に隙間があいてしまう可能性があります。

マットレスは個々のベッドに載っているため、更に、マットレスの載った床板を跳ね上げる必要があるため、一体化することは難しいと考えられます。

そのため、通常のワイドサイズのベッドと違って、サイドボードが接していても個々のベッドとして利用することになります。

どうしても、気になるようであれば、何かしらの布製品で埋めることで対応できます。

 

▪2台並べると更に省スペース化されるというメリット

跳ね上げ式ベッドは、収納家具とベッドの合体したものです。そのため、2台存在するとかなりの量の物を仕舞うことができます。

1台当たりおおよそ510 Lから670 Lなので、2台にすると、なんと1,020 Lから1,340 Lにもなるのです。まさに大容量と言えます。

これだけあれば、収納種ペースにしばらくは困らないのではないでしょうか。2人分の持ち物は充分に収まります。

また、特にベッドを付けて置くこともありませんので、部屋の間取りに合わせて好きなレイアウトで配置することができるのです。

更に、床板を跳ね上げる向きが、通常の縦向きだけでなく、横向きのものも生産されています。このため、配置に関しては自由度が増していると言えます。

 

▪まとめ

以上より、跳ね上げ式ベッドは、狭い部屋で使うもので、一番大きなサイズがセミダブルです。しかし、2台並べて2人で使うことも可能です。

基本的に、収納ベッドとして機能するため、省スペース化が図られます。

とはいうものの、ぴったりと並べてもマットレスの間に隙間が生じます。これも工夫次第で解消することは可能です。

それでは、2人で住んでいる場合でも、省スペース化が期待できる跳ね上げ式ベッドを利用して快適な暮らしをお過ごしください。

---

おすすめの跳ね上げ式ベッドはこちらのショップで購入できます。

---