ファミリーベッドは連結されて幅広のベッドのことです

■ファミリーベッドは連結されて幅広のベッドのことです■

 

最近、連結ベッドが注目を集めつつあります。しかし、まだ認知度が低く、どのようなものか分からない人が多いようです。そこで、以下ではその認識を深めたいと思います。

 

■ファミリーベッドという親しみのある名称■

ベッドにはいろいろな種類があります。その中に、ファミリーベッドという愛らしい名前のものがあります。

別の愛くるしい名を持つものとして、べビーベッドがあります。これは、まさに赤ちゃん専用のベッドで、大きさも小さく、落下防止の柵が周りに備え付けられています。

この法則に従うと、ファミリーベッドは家族専用のベッドということになります。そして、実際、家族で使うベッドとして開発されたものなのです。

 

具体的には、2台以上の通常サイズのベッドを並べて金具で留めたものです。そのため、幅がとても広くなっており、家族そろって寝ることが可能となります

但し、子どもが小さい間だけの使用になると考えられます。しかし、子どもが成長して体が大きくなっても、一緒に寝ることを否定はしません。

また、ベッドを金具で繋げているため、ファミリーベッドは連結ベッドとも言われます。

 

■連結ベッドの利点■

ベッドを連結しているために得られる幅の広さが、最大のメリットになります。これ故、家族全員で寝転んで睡眠をとることができるのです。

目安として、3人家族の場合、幅は210 cmから240 cmで、4人家族の場合、幅は240 cmから280 cmとなります。

それ以外にも、さまざまなメリットがあるので、幼児のいる家庭において、ファミリーベッドは是非ともおすすめです。

 

小さい子どもの事故として、ソファやベッドからの転落事故が多発しています。

ベビーベッドには落下防止の柵がありますが、ファミリーベッドにはそのような柵がありません。そのため、ベッドから小さい子どもが転落するおそれがあります。

しかしながら、ファミリーベッドは、コンセプトとして小さい子どもと共に寝ることから端を発しています。そのため、落下しても大怪我にならないように、高さを低めになっています

 

また、寝室の空間を有効に活用するために、床板下に引き出し式の収納のある仕様、ヘッドボードに棚や引き戸のある宮の付いている仕様があります。

そのため、部屋が物で散らかることがなく、余計なストレスを感じなくて済みます。

 

■布団の敷ける仕様■

そもそも、日本には狭い家でも快適に過ごすような工夫がなされてきました。つまり、ちゃぶ台、お膳、布団というように、使わないときは仕舞っておき、必要なときだけ取り出して使用するのです。

このような文化の中で、布団を敷いて、幼子のいる家族が川の字で眠ることが一般的に行われてきました。

 

ファミリーベッドは、まさに川の字で寝ることができる寝具です。この中には、マットレスだけではなく、布団を敷いて使えるものもあります

布団は実のところ、マットレスよりも長くなっています。従って、これが収まるように、布団の敷けるファミリーベッドは、ベッドフレームの奥行きが少し長くなっています。

これで、ベッドにも関わらず、和の寝具である布団の上で、家族一緒に寝ることが実現します。

 

■連結ベッドの湿気対策■

高さが低くなっているため、脚のあるベッドと違って、床板下の空間が室内と通じていません。そのため、湿気が床板下に籠もり、カビが生えてしまう可能性があります。

こうなると、カビの胞子が原因となって、ぜんそくなどのアレルギーが引き起こされます。これでは、小さい子どもにとって、とても非衛生的な状態であると言えます。

 

これを防ぐために、ファミリーベッドには、床板がすのこ状になっている仕様のものが製造されています

すのこの隙間が湿気の通り道となって、床板下に湿気が籠もったままになることはありません。室内の乾燥に応じて、徐々に蒸散していきます。

更に、時々、マットレスや布団を上げて、普段、風の当たらないところに風を当てることで、水分を効率よく揮発させて乾燥させることも大事になります。

 

■子どもの成長後もファミリーを支える存在■

子どもの体が大きくなると物理的にファミリーベッドの上に収容できなくなるため、家族一緒に寝ることはできなくなります。

この段階でファミリーベッドの役割は大方、終了したことになります。

 

しかしながら、完全にお払い箱というわけではありません。連結ベッドの特性として、繋いである金具を外してあげることで、個々のベッドとして利用し続けることができます

1つは子ども部屋で使用したり、もう1つは夫婦の寝室で使用したりします。

 

こうして、幅は広くない状態になっても、家族にファミリーベッドは寄り添っているのです。

 

■まとめ■

以上より、ファミリーベッドは、小さい子どものいる家族がそろって寝られるように、幅が広くなったものです。それを実現するため、2台の通常サイズのベッドを並べて金具で動かないように固定化しています。そのため、連結ベッドとも呼ばれます。

それでは、ベッドを繋げたファミリーベッドを活用して、贅沢な面積を享受した眠りを家族全員で享受してください。


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