レザーベッドを処分するときに生じるデメリットとは
■レザーベッドを処分するときのデメリットとは■
レザーベッドを処分するときにどのような問題があるか知りたい人は多くいます。そこで、その際の生じるデメリットに関してみていきたいと思います。
■レザーベッドというアイテム■
ベッドには多くの種類がありますが、その中でも注目を集めているものとして、レザーベッドがあります。その名前からも分かるように、レザー貼りのベッドとして設えてあります。
どの部分に貼ってあるかといえば、ヘッドボード、フットボード、サイドボードになります。従って、必ずしもレザーの上で寝るわけではありません。
■レザーベッドのよく知られたメリット■
レザーベッドが注目されている理由として、見た目が高級であることが挙げられます。つまり、レザーベッドが部屋に鎮座するだけで、とても上質な空間が演出されるのです。
このメリットのため、人気を博しているレザーベッドですが、場合によって、不要になることがあるかもしれません。その際の廃棄方法を知っておくことは重要となります。
■ベッドの定義の再確認■
JIS規格(日本工業規格)によって、多くの製品の品質と安全性が保障されています。それ故、JISマークの付いている製品は、購入する際の判断基準となっています。
この中で、レザーベッドという項目は存在していません。しかしながら、住宅用普通ベッドを規定するS1102というJIS規格によって、レザーベッドは規定されます。
つまり、S1102というJIS規格では、ベッドとは、マットレスとそれを支える支持体から構成されるもの、というように定められています。
従って、レザーベッドは、通常のベッドと同様な待遇を受けることになります。
■ソファの定義の再確認■
レザーベッドは、ヘッドボードが革張りの背もたれになる仕様があります。これは、見方によっては、ソファと捉えることもできます。
そこで、ソファは、JIS規格ではどのような扱いになっているかみることにします。
実のところ、ソファを規定したJIS規格は存在しませんでした。その代わりに、椅子に関する規定は幾つかありましたが、1人掛けのものになります。学校用家具-教室用机・椅子のJISS1021、オフィス家具-椅子のJISS1032などです。
■ベッドの捨て方■
ベッドの捨て方としては、住宅用普通ベッドを基準にして考えれば済むと言えます。但し、自治体による粗大ごみ処理サービスを利用する場合、マットレスとフレームは別々の粗大ごみとして扱われることが多くなっています。そのため、住んでいる自治体のルールを確認する必要があります。
■廃棄レザーベッドの区分があいまいというデメリット■
革張りのヘッドボードが背もたれとしても機能する仕様のレザーベッドは、カウチタイプのソファと見なせなくもありません。実際、カウチタイプのソファの座面にはマットレスのようなものが敷かれています。
大阪市の粗大ごみの処理手数料は、ソファ(2人掛け用以上)が1,000円、そして、ベッド本体(マットレス類を除く)が1,000円となっています。更に、検証するために他の項目を見ると、ソファー(1人掛け用)が700円、スプリングマットレス(シングル・ベッド本体を除く)が700円、スプリングマットレス(セミダブル/ダブル・ベッド本体を除く) 1,000円となっています。
こうしてみると、ヘッドボードが背もたれとなるレザーベッドをソファとして粗大ごみとして処分するのが費用は最も安くなります。
しかし、購入する際の気持ちを思いだしてみると、ベッドとしての利用に重きを置いていると考えられます。そのため、レザーベッドのフレーム、および、マットレスとして個々で粗大ごみに出すことが良心的あると考えられます。現実的に、大した差額ではありません。
■廃棄レザーベッドの持ち出しが面倒というデメリット■
自治体で粗大ごみとして処理してもらう際、指定された場所まで持ち運ばなければいけないというデメリットがあります。
これは実に面倒であると言えます。とはいうものの、通信販売で売られているレザーベッドは、価格を抑えるため、購入者自ら組み立てるものが多くなっています。
従って、組み立てとは逆の作業で、解体することで、運び出しが簡単になります。
それから、高齢者のように体力が衰えている人達向けに、自治体が運び出しを手伝ってくれる有料サービスもあります。必要に応じて利用するのもよいでしょう。
■廃棄レザーベッドのリサイクルニーズ薄というデメリット■
本革以外にもレザーとして、合成皮革であるPVCレザーとPUレザーがあります。これらは、高分子ポリマーであり、特に、PVCレザーは劣化しやすいというデメリットがあります。
劣化したレザーベッドは、リサイクルとしての価値はなくなっていると言っても過言ではありません。そのため、こうなるとリサイクルは諦めて、自治体の粗大ごみの処理サービスで処分するのが賢明となります。
■まとめ■
以上より、レザーベッドを処分するときのデメリットとして、革張りのソファとの違いがあいまいであることがあります。これは、ベッドとして購入した経緯から、マットレスとフレームとして、個々に自治体の粗大ごみ処理で廃棄することになります。
また、自治体の粗大ごみとして処分する場合、指定された家の前などに自分で運び出すデメリットがあります。しかし、解体して運搬が容易になるようにすれば、それほど苦にならないと考えられます。
また、合成皮革は劣化の可能性があるので、リサイクル業者が引き取ってくれないことも想定されます。劣化していた場合は、自治体のサービスを利用することになります。
それでは、レザーベッドを適切に処分して、新たな生活をお過ごしください。
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