2016年10月11日 / 最終更新日 : 2016年9月13日 sehbi-an 日記 建水 建水(けんすい)は、茶碗を清めた際などに水や湯を捨てるための道具です。 こぼし、水翻(みずこぼし)、水覆(みずおおい)とも呼ばれます。 もともとは、唐金の皆具の1つとして、中に蓋置を入れて飾ら […]
2016年10月10日 / 最終更新日 : 2016年9月12日 sehbi-an 日記 清風万里秋 清風万里秋(せいふうばんりのあき) 秋に相応しい文言で、これも茶席によく掛けられます。 清らかな風が吹いて、どこも秋の情緒で満たされている様です。 また、これは、悟りの境地を表現していて、清々 […]
2016年10月9日 / 最終更新日 : 2018年9月6日 sehbi-an 考察シリーズ 古瀬戸の系譜の考察 「小壷を焼ことは元祖藤四郎をもつて鼻祖とする。藤四郎本名加藤四郎左衛門といふ。藤四郎は上下をはぶきて呼たるなるべし。後堀河帝貞応二年、永平寺の開山道元禅師に随て入唐し、唐土に在る事五年、陶器の法を伝得て、安貞元年八月帰朝 […]
2016年10月8日 / 最終更新日 : 2016年9月11日 sehbi-an 日記 寒露 本日は、二十四節気の第17となる寒露です。 陰寒の気に合つて露結び凝らんとすれば也 露が夜気の冷たさで凍ることもあるような頃合いになってきました。 そして、南北に長い日本では、北の方では紅葉が […]
2016年10月7日 / 最終更新日 : 2016年9月10日 sehbi-an 日記 本日は7の日、秋の七草をどうぞ 秋の七草を楽しまれた方は、多いと思われます。 その7種の花をきちんと答えられる方は、実は少ないのかもしれません。 ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウになります。 こ […]
2016年10月6日 / 最終更新日 : 2016年9月11日 sehbi-an 日記 鳴子 今のご時世、鳴子といえば、鳴子温泉が思い浮かぶのかもしれません。 鳴子とは、鳥を脅すための器具で、板に細い竹筒を紐で掛けたものを、縄に連ねたものです。 縄を引っ張ることで、板に竹筒が当たって鳴子がなることで […]
2016年10月5日 / 最終更新日 : 2016年9月11日 sehbi-an 日記 玄々斎好 徳風棗 徳風棗は、実りの時季に茶会でよく用いられます。 裏千家11代家元である玄々斎のお好みの黒平棗で、蓋の甲に一粒万倍と玄々斎の筆跡の文字が銀蒔絵で書かれています。 そして、蓋裏には9個の籾が金蒔絵で描かれ、この […]
2016年10月4日 / 最終更新日 : 2016年9月11日 sehbi-an 日記 鐶 鐶(釻、かん)とは、環状をなした金属製品の総称になります。 しかしながら、使用頻度から、鐶と言えば、釜鐶をまず思い浮かべてしまいます。 なるほど、釜の蓋の摘まみである掻立鐶は、環状の金属製品でした。 また、 […]
2016年10月3日 / 最終更新日 : 2016年9月11日 sehbi-an 人物 黄檗の三筆 黄檗の三筆とは、江戸時代初期の黄檗僧である隠元隆琦、木庵性瑫、即非如一のことです。 また、隠木即とも呼ばれます。 3人とも中国出身であり、書風は唐風となっています。 黄檗宗は、明代の高僧隠元隆琦禅師が承応3 […]
2016年10月2日 / 最終更新日 : 2016年9月11日 sehbi-an 人物 浄益 中川家 中川家は、千家十職に名を連ねる金物師で、薬鑵、建水、灰匙、火箸、蓋置、五徳、キセル、菓子器、鉄瓶、鐶などの金工の茶道具を製作しています。 当主は、代々、浄益を襲名しています。 初代紹益、(永禄 […]