第46回老松古美術祭
大阪の梅田の近くに、老松町という骨董街があります。
ここで、年2回、春と秋に骨董祭が行われます。
初日、この骨董祭に行ってきました。
そして、18世紀デルフト焼染付皿を購入しました。
主菓子を載せる銘々皿として使おうと考えております。
デルフト焼とは、16世紀からオランダのデルフトで焼かれている陶器のことです。
昔から見立てで、蓋置などの茶の湯道具に用いられてきました。
デルフトブルーと呼ばれる染付技術によって彩られています。
18世紀のデルフト焼の皿は厚みがあって、今のような薄造りではありません。
今回購入したものは、虫食いがありますが、銘々皿として使う分には問題はないと思われます。
虫食いも時代を経て形成されるものですので、それに思いを馳せると感慨深いものです。
お近くの方は、老松古美術祭に行ってみてはいかがでしょうか。