2017年2月8日 / 最終更新日 : 2017年2月7日 sehbi-an 日記 1年間を終えて 盛美庵 茶の湯日記 ブログを始めてからちょうど1年が経過しました。昨年は閏年であったので、366記事となりました。 執筆する記事も枯渇気味となってきていますので、これからは申し訳ありませんが、不定期での投稿 […]
2017年2月8日 / 最終更新日 : 2017年2月7日 sehbi-an 日記 梅東風 梅東風(うめごち)、ないしは、東風梅(こちうめ)もこの時季によく用いられる銘です。 単に、東風という場合も多いですが、梅の時季と合わせた表現となっています。 これは菅原道真が詠んだ和歌に因んでいます。 菅原 […]
2017年2月7日 / 最終更新日 : 2017年2月5日 sehbi-an 日記 七事式 七事式は、花月、且座(さざ)、茶かぶき、員茶(かずちゃ)、回り炭、回り花、一二三(いちにさん)をいう7つの式法を指します。 七事式が制定された背景として、武家だけではなく、商家も茶の湯に親しむようになり、茶 […]
2017年2月6日 / 最終更新日 : 2017年2月4日 sehbi-an 日記 飛梅 飛梅(とびうめ)は、この時季によく使われる銘ですが、飛梅伝説に因っています。 菅原道真(承和12年(845年)-延喜3年(903年))が、政争の結果、左大臣であった藤原時平の讒言によって大宰権帥として太宰府 […]
2017年2月5日 / 最終更新日 : 2017年1月22日 sehbi-an 借景 借景 斑鳩 斑鳩 和辻哲郎 『古寺巡礼』 この建築の柱が著しいエンタシスを持っていることは、ギリシア建築との関係を思わせてわれわれの興味を刺戟する。シナ人がこういう柱のふくらみを案出し得なかったかどうかは […]
2017年2月4日 / 最終更新日 : 2017年2月2日 sehbi-an 日記 立春 今日は、二十四節気の第一となる立春(りっしゅん)です。 春の気立つを以って也 冬と春の節目である節分の翌日に当たり、暦の上では春の始まりとなっています。 春というにはまだ寒いですが、これは二十 […]
2017年2月3日 / 最終更新日 : 2017年1月31日 sehbi-an 日記 鬼遣らい 鬼遣(おにや)らいとは、茶杓の銘としてこの時季に使われますが、節分の豆まきの元になったものです。 追儺(ついな)とも言います。 元々は中国で行われていたものです。 周代の官制が記された『周礼』によれば、方相 […]
2017年2月2日 / 最終更新日 : 2017年1月28日 sehbi-an 日記 鶯宿梅 鶯宿梅は、この時季によく使われる銘です。 村上天皇の御代に清涼殿の前にあった梅の木が枯れた際に、紀貫之の娘である紀内侍の家に植わっていた梅の木を移植しました。 すると、「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問は […]
2017年2月1日 / 最終更新日 : 2017年1月21日 sehbi-an 日記 下萌 下萌とは、2月の銘としてよく知られたものです。 春が近づいてきて、草の芽が大地から芽吹き出してきている様を表現したものです。 茶杓の銘に付けられています。 「今よりは春になりぬとかげろふの下萌 […]